足掛け2年ぶり、正味3カ月ぶりの投稿です。 まずは、本年もよろしくお願いします。
【仲睦まじく・・・】
この3カ月の間あのカップルは空中で激しく絡み合ったり、翌日にはオスだけが現れたり、その翌日はメスが探し回ったりと、余所眼には単純には理解しがたいところが有ります。
以下は、不連続の8日間の記録ですが、距離は概ね同じ(約1㎞以下程度)でも、天候条件などにより、処理の結果が大いに異なっています。
【どっこい、 まだ残ってる?】
そんな中で、とっくに追い出されたと思われた幼鳥が、親とは別行動だけど、同じ行動範囲で生きているのが目撃されています。
以下の写真は、今年正月13日、16日、22日の三度に亘って似た場所の枯枝(距離約800m)に留まったものです。冠羽が目立つのが印象的でした。
この幼鳥は、生後2年目と思われます。外見上尻尾の縞は成鳥と同じ様子ですが、裏側の縞は教科書に書かれた通り、非常に不分明でした。
【軽登山靴の再生】
このようにクマタカ観察はボチボチ続いているのですが、お決まりのような”遠景・逆光”はそろそろ見飽きて、もっと接近したいということで、暮れも押し詰まったある日、仲間二人で試みました。
このルートは、獣道と林道を兼ねているようなルートですから、安全で楽なはずでしたが、現実は大違い(特に後期高齢者にとっては…)。
だだっ広い山頂らしきところで進路を見失なったり、直進か左折しか見えない(しかもどちらも行き止まり)ところで、友人がヘアピン状の細い右折道を偶然発見し、事無きを得た所もあります。更に、このルートは、急な上に落ち葉が多く、息切れはするし、滑落の恐怖を抱え、念願の場所に辿り着いたのは、標準の約二倍、6時間後です。
ここで特筆すべきは、大分前に買った軽登山靴のこと。千葉高校の同窓生数人を加波山だったか月居山を案内した際、近所で安く買ったもの。
それは、さすが中国製、一・二度履いただけでパックリと底が剥がれたのです。半ば呆れて、捨てるには惜しいし、放置しておいたのですが、最近試みに、接着剤を一本丸ごと使って貼り合わせておいたもの。厚手の靴下を2枚履いて、靴が壊れたら捨てる覚悟でした。
ところが驚いたことに、後期高齢者の6時間に及ぶ登山にも耐えて、何ともなかったのだ。(次の写真は、使用前でなく、使用後の写真です。)
この一件では、私の貼り合わせ方が上手だったのか、100均の接着剤(中国製)が優れていたのかは、不明です。更に皮肉にも、メーカーの最初の貼り合わせ方は不十分でも、靴本体の上部や底自体は丈夫だったことも証明されたわけわけです。
【林中に消えるクマタカ】
これまでも数回、主峰辺りを徘徊したクマタカ(多くの場合、幼鳥です)が、手前の林に消える場面を見ていますが、いくら丁寧に撮っても、肝心の最後が撮れていないのです。友人も見失っています。敵に悟られない配慮でしょうが、まるで忍者の木遁の術、というところでしょうか?
コメント有難うございます。特に幼鳥の古巣帰り、興味深いものが有ります。確かにこれも幼鳥です。巣入りだとすれば、姿が消えてしまうのも当然でしょうね。