赤羽緑地に緑が少ないので、ふと思い出して、前に知人から聞いて気になっていた小木津山自然公園を探索しに行く。日立市の公園のハシゴ、というわけ。
車のナビに指令すると、「高速上ですか?」と聞いてくるので奇異な感じがしたが、到着できるかどうか不確かなまま出発しました。
途中、プロの宅配屋さんに聞くと、「車で行けるけど、案内標識が無いので説明できない」と心許ない返事。
「エイ、ヤ」と出発して、散歩者に聞くと、判り易い説明。
屈曲路を、どちらにも逸れずに道なりに上ると、無事到着。寧ろ、行き過ぎて、駐車場まで戻らされる始末。
どちらが先か不明だけど、公園入り口の駐車場の先を、常磐高速が高架で横切っているだけのこと。
車の騒音から遠ざかろうと歩き始めると、いきなり「5億年前、・・・日本最古の地層、・・・」の看板。
どうやら、昨年、少し北の『十王ダム』湖畔で、地元の散歩者に聞いた話と共通する話らしい。
これなら、30~40年前、高校の尊敬するI先生と同級のA君が、どちらも地学に造詣が深く、福島県の地層の検分の際、我が家に立ち寄って、同行に誘ってくれことを思い出し、その時誘えればよかった、と思った次第。しかし、「5億年前」が判ったのは、最近(2008年)のことらしい。
まあ、自然は有りそうだが、もっと静寂に浸り、「クマタカの出没する」という北の山々を覗きたくて、展望台を目指す。
気付くと、脇の側溝の中で、黄色味の有るセキレイが、道案内よろしくチョコマカと先導してくれている。
一脚に載せた6・4+7Dで記念撮影するにも、距離を離すのに苦労する始末。
そして、薄暗い中で撮影したキセキレイが、その水路が、5億年前に繋がっているような錯覚を覚えた次第。
禁煙して2年経過し呼吸活動に自信が戻ったとはいえ、相当な勾配の山道に息を切らして、いざ『北展望台』に着いてみると、三方面が樹木の繁茂で、唯一開けた東方向に、北東~南東の海しか見えない。
運悪く、ヘリコプターが二機、大して高度を上げずに山越えで接近。
こちらは、風邪引く前に、と上半身裸になって、下着を全部裏返し、汗を遠ざけている真最中。
更に運悪く、下山路で人に話すと、「それなら、南展望台がよかったのに!」と宣(のたまう)。残念ながら、もうその体力は残ってなかった、という落ちでした。
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