
七十二候、本日より夏至末候
半夏生という植物が生える頃らしいのですが、この半夏生という植物がちょっとややこしい
現在、ハンゲショウと呼ばれる植物がこちら↓

穂状に垂れ下がっているのが花の集まり。花が咲く頃になると虫を呼ぶため、葉の一部が白く変化し花びらのようになります。
そして、七十二候でいう半夏生はこちら↓

カラスビシャクという植物。
ただ、この植物夏期は5〜8月とかなら長いんですよね。

実際上の2枚の写真は、北多摩の公園散歩で4月下旬に見つけたもの。
なんだか季節を示すには不適当に思えるんですけどね(^^;)
ただ、七十二候が農事暦と考えると、畑の雑草であるカラスビシャクは身近な植物だったのかも…

ちなみにこのカラスビシャク、なんと「へそくり」の語源と言われています。
繁殖のため、むかごと球茎を作るのですが、球茎は薬になるとのこと。その形から「へそのある栗」、それを縮めて「へそくり」と呼び、雑草抜きの際に集めると、ちょっとした小遣い稼ぎになんたんだとか…。
ネットで検索してみたのですが、確かにヘソはあるけれど、栗というよりゴツゴツした石のような形でした。ムカゴの方が栗の形。
へそくりの語源という話、どこまで本当かなぁ???

今日は本格的な雨降りの北多摩。
この季節の雨は「ハンゲ雨」と呼ばれ、大雨になることが多いんだとか。ハンゲという妖怪が徘徊するので家でおとなしくしなくてはいけないそうです。
昔の人にとっては、田植えなどの農作業で疲れた体をいう休める必要があったんだろうなぁ。
わたしは農作業もしていないのに、今日は朝から、だらだらしちゃってます。昨日、心を入れ替えるって決めたのになぁ…(^^;)
今日は次のステップのための休養日ってことにします。
【今朝のおうちごはん】

・フレンチトースト
・グリーンサラダ
・ソーセージ
・夏野菜スープ
・フルーツヨーグルト
今日もいい日になりますように!