1日遅れになりましたが(しかももうすぐさらに日付が変わります)、昨日から七十二候が大寒次候に切り替わりました。
ふきのとうが芽を出し始める季節(前候)なのに、寒さはピーク。この寒さに負けずに春への準備を進めているのって、ほんとすごいなぁ…。
さて先日、「冬の使者」なんて呼ばれるハクチョウを見てきました。
シベリアからやって来るハクチョウにとってはこんな寒さはなんてことないのかなぁ。首を伸ばして優雅に空を飛んでいました。
ずっと昔、北海道(だったかなぁ?)で見たオオハクチョウ。
日本に渡ってくるハクチョウは主にオオハクチョウとコハクチョウ(たまにアメリカコハクチョウが混じることも)。
この2種(3種)はサイズや、嘴の黄色の部分の形や大きさで区別できます。
ちなみにオオハクチョウは体長140cm(7〜12kg)。コハクチョウは120cm(5〜7kg)。
10kg以上の体が空に浮くってすごくないですか?
しかも半年に一度2000〜3000kmも渡りをするんですから!!!
基本的に、鳥の体は空を飛ぶために軽量されています。骨なんて中空になっているそうです。それでも丈夫に保つため、骨の中は筋交構造になっているんだとか…。
スズメなんて24gしかないんですよ!!
クロエリハクチョウ@パタゴニア
なのに、ハクチョウは長距離を飛ぶのに、かなりの巨体。筋肉量も多いのかなぁとは思うけれど、同じくシベリアあたりからやってくるオナガガモなんかは75cmで1kg程のようですし…
なんで、大きくなったんでしょう???
眺める私たちは、その優雅な姿に惚れ惚れとするわけなんですが…
ちなみに皇居のお堀にいるハクチョウは、コブハクチョウ。渡りはしません。
なんなら飛べないように羽が切られ、1日に1回、餌ももらっているそうです。つまり、あの場所で飼育するために連れてこられたということ。昭和28年からいるんだとか…。
自由に飛び回れることが幸せなのか、それとも人の保護下で、餌や外敵の心配をせずに一生を終える方が幸せなのか…
ハクチョウたちが北へ帰るまでにはまだもう少し時間があるようです。
【今朝のおうちごはん】
・ミニチョコクロワッサン
・ポテトと魚肉ソーセージの炒め物
・ミニトマト
・インスタントカフェオレ
それではまた明日〜!!