見知らぬ男の生活

某男(ぼうお)の日記

愛媛の須ノ川海岸でシュノーケリング

2021-08-05 | シュノーケリング
2021年7月31日のことだ。
家族に「ちょっと海のようすを見てくる」と告げ、今夏2度目のシュノーケリングに出かけた。
場所は愛媛県南部に位置する須ノ川海岸。
高速道路は愛媛ルートをチョイスしたが、コロナの影響で土曜日なのに休日割引が適用除外・・・。
少しでも安くなるように深夜割引が適用される時間帯に出発したせいで現地に早く着きすぎて時間を持て余してしまった・・・。
ガラガラの駐車場でゆっくりと準備を整え、午前8時過ぎに海岸へ・・・。


初めてここを訪れた12年前から利用している木陰に秘密基地を設営した。
ただ荷物を置いただけなんだけどね(笑)。

石ころ海岸だから歩きづらくて足の裏が痛くなるのが難点だ。
さっそくシュノーケリング開始だ。

海中のようすはYouTubeで動画を公開しているので興味のある人は見ておくれ。

この須ノ川海岸は瀬戸内側の海と太平洋側の海の両方が混ざり合ったような海だ。
潜った際に見える海中の色は、黒潮の影響を受ける高知のように澄んだ青色になることはないが、瀬戸内海のような緑色ってこともない。
ビミョーな感じなんだ。
でも、海の中は珊瑚やカラフルな熱帯系の魚を見ることのできるトロピカルな世界なんだ。
四国の愛媛県なのにね。
そんな須ノ川海岸の海が危機的状況に陥ったことがある。
あれは2014年頃のことだった・・・。
地球温暖化に伴う海水温上昇の影響からか、この海域の珊瑚が白化し、瓦礫になってしまったことがあったんだ。
当時の映像はYouTubeに残してある。

愛媛の須ノ川海岸でシュノーケリング2014年6月1日その1_白化が進む珊瑚エリア

以前は抜群の透明度と豊かな珊瑚,多種多様な熱帯魚を楽しむことのできる超お気に入りポイントでした...。しかし...。ここ数年は水質の悪化と珊...

youtube#video

 

再起不能かと思われたが、新たな珊瑚が成長を始めており、徐々に以前の状態を取り戻しつつある。
熱帯系の魚たちもなんとか生き延びている。
欲を言えば、高知の柏島海域まで入ってくることのある黒潮が少し北のこの海域まで流入してくれたら透明度が増してもっとキレイな海になるんだけどね。

癒やしの時間

2021-07-28 | シュノーケリング
2021年7月27日のことだ。
家族に「ちょっと海のようすを見てくる」と言い残し、午前3時半に家を出た。
瀬戸内側から太平洋側の海に向かって、高速をひとっ走り。
途中の土佐西南大規模公園(佐賀地区)でのトイレ休憩と海況チェックは毎度おなじみのルーティン。

あいかわらずのいい芝生・・・ゲパルトのロケにぴったり(笑)。

午前8時頃に目的地の四国西南端方面の柏島近辺に到着。

柏島の手前の一切休憩所からの海況チェックもお約束。
某氏の情報どおりに工事中だった。


ありゃ・・・、北風が強くて海がバチャバチャしてる・・・。

柏島に渡る橋からも海況チェックしたが、透明感はイマイチで海の色も緑みが多い。

あちゃ~、今日はハズレか~。
お気に入りのポイントに行ってみたが、北風の影響で波が高かった。
血気盛んだった若かりし日の私なら突入していただろうが、歳くって気力も体力も下降気味の現在の私はすでに戦意喪失・・・。


「だめだこりゃあ」(いかりや長介さんの口調で)
そんなわけで、予定変更をして柏島に渡る手前に位置するS浜でシュノーケリング。

シーズン中は海水浴客でごった返して修羅場ラバンバのカオス状態に陥ってしまうため、混雑や喧噪が苦手な私は近づかないようにしている場所だ。
でも、この日は平日の早朝で人が少ないからチャンスだ。


ひさしぶりのS浜シュノーケリングは私に癒やしのひとときをもたらしてくれた。
動画はYou Tubeで公開中だ。

うるさいのが苦手な私は動画にBGMを入れるのは好きじゃないんだけど、今回は入れてみた。
かすかに聞こえる船のエンジン音やスクリュー音をごまかすためなんだ。
もう一つの動画は岩場のようすだ。
砂地エリアとはちがった種類の魚が見られた。

つづく。

B浜

2020-09-12 | シュノーケリング
2020年8月29日の四国西南方面シュノーケリングの最終回だ。
「秘密の花園」でのシュノーケリングを終えた私は「B浜」に向かった…。
はぁ?秘密?B?
事情を知らない人にとっては何のこっちゃ?と思うだろう。
わかりやすく説明すれば、観光公害が起きたら困るので配慮している…というわけだ。
ただ、それらの場所へのアクセスは極めて悪いし一般観光客にとっては何の魅力もない場所(観光地じゃないから仕方ない…)なので心配ないと思われる。
しかし、私のような物好きな輩がこれ以上増えるとまずいので自主規制しているんだ。
では、B浜について語ろう。

B浜は通称○○浜と呼ばれている。
個人宅の敷地を通って浜に出ることから、そのお宅の主にちなんで 「○○浜」 と呼ばれるようになったらしい。
この浜のことが一部のマニアックなダイバーさんの間で噂になり、今では知る人ぞ知る穴場的スポットになっているんだ。
珍しい極小海洋生物の写真撮影に向いているので超マクロ派ポイントとして知られている。
ここに来るのは常連のセルフダイバーさんがほとんどだ。
もし誤って一般の海水浴客が訪れてしまうと、場違いな空気にいたたまれなくなるはずだ。
B浜へのアクセスは極めて悪く、車の対向が困難な狭く曲がりくねった道を延々と走らなければならない。さらに、個人宅を経由してダイビングをする場合は駐車料金(水道やトイレなどの施設使用料を含む)を支払う必要がある。
個人宅の住人のご厚意によって敷地や水道を利用させていただいていることから、常連のセルフダイバーさんの側から申し出てそのようなシステムにしたらしい。決して住人の方が営利目的で集金してるわけじゃないのでお間違えなく。
ちなみに、ご高齢だった先代の主は何年か前に逝去され、現在は跡取りの方が家の管理をしている。
集まってくるセルフダイバーさんたちのために、ボランティアで海岸の清掃などをしてくれている神様のような人なんだ。
だから決してこのお宅に迷惑がかかるような行為をしてはいけないんだ。
以上がB浜の概要だ。
私が初めてB浜を訪れたのは2011年の夏のことだった…遠い目。
庭に真っ赤なハイビスカスが咲いていたのを覚えている。
この記事の写真は当時のものだ。



初めて来て勝手がわからずに戸惑っていた私に温かい言葉をかけてくれ、冷たい飲み物を勧めてくれた今は亡き主の方の姿を思い出すと目頭が熱くなる。
先に述べたように、ここは常連のセルフダイバーさんたちの聖地だ。
私ごときが図々しくお邪魔するのは気が引ける。
そこで、数年前からは別の海岸からB浜の隣の海岸までカヤックを漕いで移動し、そこからエントリーするようにしている。
今回も同様のプロセスでB浜にアプローチしたんだ。
そのようすを動画にまとめてみた。

まとめすぎて超短編になってしまった…。
でも、興味ない人にとってはこれでも長いと感じるだろうね(苦笑)。
興味ある人には下の動画がオススメだ。

B浜のクロホシイシモチの大群に突入 Snorkeling in Shikoku, Japan 2017/07/23 #2

B浜シュノーケリングその1です。ここは四国西南地域の某湾に面した某海岸で,陸地からのアクセスは車での対向が困難な狭く曲がりくねった道を延々と...

youtube#video

 

B浜の多様な生き物たち Snorkeling in Shikoku, Japan 2017/07/23 #3

四国西南地域のB浜シュノーケリングその2です。このB浜は多種多様な生き物と遭遇できる楽しいポイントです。ただしB浜へのアクセスはハードルが高...

youtube#video

 

B浜のフタスジリュウキュウスズメダイたち Snorkeling in Shikoku, Japan 2017/07/23 #4

B浜シュノーケリングその3です。このB浜はビーチエントリーのダイバーさんたちが入り浸っている知る人ぞ知る名物ポイントです。ただし地理的に交通...

youtube#video

 

B浜…またいつの日か…。

元祖:秘密の花園

2020-09-05 | シュノーケリング
2020年8月29日の続きだ。
私が「秘密の花園」と呼ぶマル秘ポイントに向かった。
2016年の夏に初めてその場所でシュノーケリングをしたときは、あまりの素晴らしさに絶句したほどだ。
この感動を誰かに伝えたくて今は亡きYahoo!ブログで紹介してたんだけど、後に発見した「マジで秘密の花園」を紹介した記事の炎上&ブログ閉鎖騒動の際に併せて問題となってしまい、それ以降は自主規制でトップシークレット扱いにしているんだ。
当時、私は未知のシュノーケリングポイントを求めて探索を繰り返していた。
私が事前リサーチで利用したのがネットの衛星写真だ。
波打ち際の海中部分に黒いシミのようなものが写っている場合、珊瑚が生育している可能性が高いことに気づいたんだ。
この場所もハッキリ黒いシミが写っていた。
ただ、この場所へは陸路からのアクセスは不可能だった。
そこでドラえもんの秘密道具のように取り出したのがカヤックだ。
現在は釣りで用いることが多いけど、もともとは未知の海域に漕いでいってシュノーケリングをするために買ったんだ。
その時のようすが下の動画だ。

発見!秘密の花園 Snorkeling in Shikoku, Japan 2016/07/30 #2

新たなシュノーケリングの場所を求め,ネットの衛星写真で某地域の海岸をリサーチしているときに見つけた場所です。珊瑚があるのではないかと予想した...

youtube#video

 

秘密の花園ワンカット長回し Snorkeling in Shikoku, Japan 2016/07/31 #2

四国西南地域に存在する誰にも教えたくない私だけの秘密のシュノーケリング・スポットです。ワンカット長回しです。…といっても2分半程度ですけど。...

youtube#video

 

あの花園は今も健在だろうか?
今回はカヤックを持っていったので、ひさしぶりに秘密の花園に行ってみることにしたんだ。
対岸から出艇して漕ぐこと約10分で到着。

頑張ったら泳いで行けないこともないが、たまに船が通るし、やっぱ危険なのでオススメはしない。
準備を整えてシュノーケリングを開始した。
着艇した海岸からエントリーすると、すぐに広大な珊瑚の群生が広がっている。

ほとんどがシコロサンゴだが、所々に他の種類も見られる。
柏島ほど多種多様な魚がいるわけではないが、熱帯系の魚たちも生き生きと暮らしている。
彼らにとって、ここは楽園なのだろう。
今回の動画は下の2本だ。


あの頃と変わらず美しい姿を見せてくれてホッとした。
いつまでも残しておきたい大切な場所だ。

まだまだ暑いのでシュノーケリング

2020-09-01 | シュノーケリング
2020年8月29日のことだ。
連日の猛残暑で疲弊しきった私は再び海に出かけた。
ほんとは海も暑いんだけど、水に潜ってる時は涼しいからね。
で、いつものパターンの繰り返し。

途中の公園で太平洋の海況をチェックしてトイレを済ませて…。
ところが、次の四万十市の某牛丼店で朝食…がお約束だったのに、いつも空いてる駐車場に車がいっぱい。
外から店内のようすをうかがうと客がいっぱい。
飲食店での密は新型コロナの感染リスクが高くなるので今回はスルー。
仕方なくコンビニで朝食を調達して現地で食った。

場所はいつもの柏島。
この日は別のポイントに行く予定だったんだけど、約1週間前に黒潮が来て柏島海域の透明度がむちゃくちゃアップしたと聞いたので、念のために立ち寄ることにしたんだ。
帰宅して実は柏島の海のコンディションが良かったと聞いたら悔しいからね。
とりあえず海に入ってみたが、黒潮の面影はなく、透明度は可もなく不可もなくといった感じ。




動画も撮影したが、特筆すべき映像が撮れたわけではないので今回は未公開にしておく。
約15分程度で海を出て次のポイントに向かった。
つづく。