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見知らぬ男の生活

某男(ぼうお)の日記

柏島

2020-08-22 | シュノーケリング
2020年8月17日の四国西南端方面シュノーケリングの続きだ。
目的地の柏島に到着した。

昔は狭いクネクネ道を延々と走ってたどり着ける秘境的スポットだった。
訪れる人はマニアックなダイバーさんか釣り人しかいなかったらしい。
ところが、道路が整備されてアクセスが楽になり、SNSで情報が拡散しはじめると大勢の観光客が訪れるようになった。
それに伴って観光公害と呼ばれる諸問題が発生し、そのたびに警告看板の設置や無料キャンプ場の閉鎖や海水浴場の遊泳禁止などの対策が行われた。
一時は私たち観光客は迷惑な存在として煙たがられていたのだった…。
しかし、竜ヶ浜キャンプ場のオープンに続き、新たに有料駐車場や観光案内所が開設され、徐々に受け入れ体制が整いつつある。
観光客の増加を地域経済活性化の好機と捉え、前向きにアクションを起こそうとしているように見受けられる。





評論家気取りの堅苦しい話はここまでだ。
今年初の柏島でのシュノーケリングにテンション急上昇!といきたかったが、この日は北風が強くて海面がパシャついていた…。
なんとかエントリーはできたものの、波があるので落ち着いて泳げない。
透明度もイマイチだ。
テンションが下がってきたので、とりあえず何本か動画を撮って早々に海から出た。
動画はYouTubeで公開している。

つづく。
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白浜

2020-08-20 | シュノーケリング
2020年8月17日の四国西南端方面シュノーケリングの続きだ。
目的地の柏島に早く到着できそうなので、途中で脇道にそれて道草した。
山を越え、TV番組「ポツンと一軒家」に出てきそうな車幅ギリギリのクネクネ道路を通って海岸に向かう。
ハンドル操作を10cm誤ると急斜面に転落だ。
対向車が来たらかなりの距離をバックしなければならないので、来ないでくれと祈る思いで前に進む。
たどりついた場所は「白浜」と呼ばれるビーチ。

白浜と呼ばれる海岸は全国各地、至る所に存在しているが、この白浜は知る人ぞ知る超マイナーな白浜だ。
近くにポツンと民家があるだけの静かな場所だ。
某所みたいにSNSで拡散されてメジャーになったら観光客が押し寄せて観光公害が発生するのではないかと危惧するが、
先ほど述べたようにアクセスが極めて悪いので、観光バスが来るような心配はない。
また、湾の奥に位置するので水質がイマイチで海中の透明度も良くない。
だから今後もメジャーなスポットになることはないであろう。
この日も誰もいなかった…。

実は、このビーチには過去に何度か訪れていて、カヤックやシュノーケリングを楽しんだことがあるんだ。
そして、苦い思い出も…。
あれは忘れもしない2012年8月4日のことだった。
泳いだ後、荷物から車のキーを取り出そうとしたら見当たらない。
うっかり海パンのポケットにキーを入れたままで泳いでいて海底に落としてしまったのだ。
自宅から数百キロ…車で約4時間(当時)のビーチで途方に暮れる私…。
別の海でも同じ過ちを犯して痛い目に遭ったのに、懲りない自分が情けなかった。
あのときの絶望感は今でも忘れない。
幸いにも携帯電話や小銭は車外の荷物の中にあったため、自宅にいた家族に電話をかけて救援を求めることができた。
交渉の末、車で4時間かけて予備キーを持ってきてもらうことに…。
家族はこちら方面の地理に不案内なので、分かりやすい場所(道の駅)に行って待つことにした。
白浜から山を越え、目的地の道の駅まで約8kmの行程を徒歩で移動した。

上の写真は当時のものだ。
真夏の炎天下、海パンとラッシュガート姿でテクテク歩き、約2時間かけて道の駅にたどり着いた。
そして待つことさらに2時間…。
救援の家族と合流し、その車で再び白浜へ。
ようやく車に乗って帰宅することができたというわけだ…ふぅ。
ふと、そんなことを思い出してしまう私であった。
つづく。
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ようやくシュノーケリングへ

2020-08-18 | シュノーケリング
連日の猛暑で疲弊していた私はシュノーケリングに行きたくてうずうずしていた。
でも、お盆休み中は混雑して密になるし、何かに引っぱられて水難事故に遭う危険性もあるらしいので家でじっとしてた。
新型コロナウイルスは怖いけど、感染者だけでなく医療従事者や帰省者や旅行者(県外ナンバー)に対する誹謗中傷や差別が怖い…。
同様に、海水浴や川遊びにおける水難事故の犠牲者に対するネットの反応も怖い。
お約束の「昔からお盆の頃は海や川に入っちゃいけないと言われてるのに…」は理解できるが、亡くなってしまった人への心ない罵詈雑言の数々…。
人の心が怖い…。
血気盛んな若かりし日の私なら「無問題」と気にしなかっただろうが、歳をとって体力や気力が弱ってくると、なぜか慎重になってしまう。
明日は我が身と考え、なるべくリスクを回避しようとする今日この頃の私であった…。
前置きが長くなってしまったが、要はお盆が終わったのでシュノーケリングに行ってきたよっていう話なんだ。
「結局、行ったんかい!」というツッコミを入れられそうで怖い…。
で、2020年8月17日のことだ。
午前3時半に自宅を出発して四国西南端方面へ。
途中の佐賀地区土佐西南大規模公園で朝日を拝んで太平洋の海況をチェックし、トイレを済ますのがルーティンだ。


この日は珍しく海が穏やかだ。
シュノーケリングするにはいいけど、サーファーさんにとっては最悪のコンティションだ。
余談だが、この公園の芝は美しい。

サーフポイントとして知られる入野の海岸も凪いでいて、サーファーさんの姿はほとんど見られなかった。


この後、入野のバイパス道路を抜けて四万十市へ。
さらに中村宿毛道路(高速の無料区間)を通って一気に宿毛市へ。
目的地の海はもうすぐだ。
つづく。
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Sea lemon

2020-08-14 | 日記
2009年8月14日…今から11年前のことだ。
今年はコロナ自粛でどこにも出かけていないので、過去のエピソードを記事にしてみた。
あの日も今日のように暑い日だったんだ…。(遠い目)
猛暑続きで疲弊していた私は、清涼感あふれる写真を撮りに出かけたいと思った。
でも、ふつうに海の写真を撮っただけではつまらない。
そうだ!海にレモンを浮かべたら爽やかな写真が撮れるんじゃないかな。
青い海と黄色いレモンの組み合わせ。
これだぁ~っ!
といっても、近所の瀬戸内海では緑色に写ってしまうからダメだ。
沖縄のようなトロピカルな海がいいんだけどなあ…。
そうだ!高知の海に行こう!
沖縄ほどではないけど、太平洋側の海なら青く写るはずだ。
瀬戸内海側の自宅から車でひとっ走りして高知へ。
途中、スーパーに立ち寄ってレモンを調達。
到着したのは大手の浜。


撮影したのが以下の写真だ。
名付けて「Sea lemon」シリーズ。













調子に乗ってポスターも作ってみたんだ。

海にレモンを浮かべて一心不乱に撮影をしている私を見た他の海水浴客は何を思っただろう…。
今から思うと若気の至りだった。(といってもすでにオッサンだったが…)
ちなみに、撮影に使用したレモンは持ち帰って食べたのでご心配なく。
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リンゴの実

2020-08-10 | 日記
2020年8月10日のことだ。
いつもの年ならどこかの海に出かけてシュノーケリング三昧してる時期なんだけど、今年は例の感染症のせいでモチベーションが上がらないのでどこにも行かずに自宅でゴロゴロ過ごしている。
だからシュノーケリングの記事を書きたくても書けないんだ…。
書けるのは畑仕事のことだけだ。
今日も家族に「ちょっと畑の様子を見てくる」と告げて畑へ…。
梅雨明け以降、猛暑続きで雨が降らないので畑の土がカッチカッチになってて作物が心配だ。
リンゴの木が2本あるのだが、だいぶ実が大きくなって赤みが出てきた。


四国の温暖な地域でリンゴ?と驚かれるが、普通に実が生って収穫できるんだ。
ただ、農薬も使わずにほったらかしだから虫食いの被害は半端ない。
実の重みで枝が折れるのもお約束という有様だ。
それでも生ったリンゴは甘くておいしい。
もうじき収穫だ。
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