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はじめに
昨日までの記事で、横の変化球サーブに対応するために、腕の組み方を下図のとおりにしてみるというお話をしました。
つまり、従来青シャツの状態に腕を組むよう指導されるわけですが、サーブレシーブに限って、アンダーをピンクシャツのように組もうというわけです。
ピンクシャツの方法で指を組みますと、手首付近のレシーブ面が
下図のように広くなるというお話をしました。
すなわち、下図の青シャツ、ピンクシャツのアンダーレシーブのA部分(手首付近)の腕の断面図を見て、そこからレシーブ面がどのような状態になっているかを見比べようというわけです。
それぞれの選手の手首付近の腕を輪切りにした状態で見てみますと下図のような感じです。
明らかにピンクシャツの選手の場合のほうがレシーブ面が広がっています。
で、今日は、この状態でどの範囲の変化に対応できるかを見比べてみたいと思います。
青シャツ状態でのレシーブ成功の範囲
この下手な図で、御理解できますでしょうか?
組んだ腕の手首付近にボールが当たる場合、レシーブが成功する範囲は概ね下図のとおり左右2個描いたボールの範囲内(内側)です。
グラフ用紙に図を作成していますので、これで見ていただくと、レシーブを成功させる範囲は
3目盛りくらいです。
この範囲でボールが変化した場合なら、腕を動かさずとも、レシーブは成功するというわけです。
2個のボールの内側に来たボールについては、両方の腕にボールが当たって、およそまっすぐに返球されると思われます。
詳細に検証したわけではありませんが、実際にレシーブしていてそういう感じですから、間違いないと思います。
まあ、このような感じです。
ピンクシャツ状態でのレシーブ可能範囲
ボールが腕の平らな部分に当たって、レシーブ成功する場合は下図のとおりです。
レシーブ成功となる範囲は4目盛りくらいありますでしょ。
このくらい違うのです。
3目盛りしかなかったレシーブ成功範囲が4目盛りに広がったということになると、横幅は約33パーセントも広がった計算になり、レシーブ面ということになれば、この付近は1.5倍~2倍近くも広がることとなり、その分レシーブ成功率が上がるという話になります。
しかし、このレシーブ方法の素晴らしさは、このレシーブ成功の確率が上がるというだけではありません。
そのお話を明日いたします。
お楽しみに・・・。
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