ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

サイドハンドサーブを打つ(その9・・・ヒッティングの感覚を掴む・・・§4)

2012年11月26日 07時09分59秒 | サーブ

はじめに
昨日の記事までに、バレーボールのサイドハンドサーブでのトスアップについてお話ししました。


ヒッティング以上にトスは大事です。
トスはあまり高く上げてはいけません。
初心者の中には、サーブを打つことばかりに気を取られ、つまり上げたトスを追いかけて打つことばかりに集中している人がいます。
それは、実は結構難しいのです。

そうではなく、サーブを打ち出す右手が通過する場所にトスボールが行くようにトスを上げておくことがとても大切であり、実はそのほうが簡単です。適当に上げられたボールを正確にヒットしようとするよりも、腕が通過する場所にトスを上げるというほうが簡単なのです。
そのことを忘れてはなりません。

トスをあまり高くすると、ボールの中心に向かってヒットするというのが難しくなりますので、トスはあまり高くせず、せいぜいボール1~2個くらいの高さでトスアップします。
で、右腕が通過する場所に上げておくのです。

ヒッティングのコツ(目線をボールから離さない)
まず、日ごろから、目線が行ったところに振り出した手が行くように感覚を鍛えておきます。
その上で、ボールをしっかり見てボールを叩きますと、正確にその位置に右腕は繰り出されて、ボールの中心をうまくヒットできるようになります。

もう一度言います。
日ごろから目線の行っているところに振り出した右手が行くように素振りして感覚を磨いておきまして、サーブを打つ時には、できるだけ正確な低めのトスを上げ、そのボールから目線を外さないようにして右腕を振りだします。
ボールをしっかり見ておくことで、その個所に正確に右腕は繰り出されて、ボールはヒットされます。

図で言いますと青シャツ状態がインパクトの瞬間です。
ここでボールをしっかり見ておけば、おのずとその見ている場所に右手が繰り出されて、ボールを正確にヒットできるというわけです。

で、このボールをヒットする瞬間に振り出す右手のゲンコツにグッと力を瞬間的に入れますと、体全体が一瞬バチッと鋼のように堅くなる瞬間が生じて、体重移動しているそのパワーも効率よく腕先のゲンコツからボールに移ってボールは勢いよく飛び出して行けるというわけです。

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