はじめに
5人ブロックで速攻に対応するに当たり、その基本的なフォーメーションについて昨日お話ししました。
しかし、このフォーメーションを取るだけでは、まだ、うまくいきません。
今日はそういう話をします。
例えば、昨日紹介した極端なポジショニングをする時には、そのタイミングを考えないと、相手チームのセッターやアタッカーに裏を描かれてしまいます。
相手チームのセッターやアタッカーが何を考えて攻撃してくるのかを無視していては、どうにもうまくいきません。
このポジション取りするタイミングに関する意識
速攻対策のためのブロックやレシーブですが、あまり早くからこのフォーメーションを取るのははよくないのです。
各ブロッカーやレシーバーの動きの良さと相談ということになるのですが、 ブロックもレシーブも、そのポジションに入るのは遅ければ遅いほうがいいわけです。もちろん、スパイクのボールが飛んでくるまでに間に合わないと言うのではダメですが、例えば、一番早いAクイックであっても、トスアップされてからスパイクするまでにスッと50cmくらいは動けます。頑張れば1m以上動けます。そこを考慮し、最終的な守備位置にあまり早く入らないというのを意識しておきます。
セッターやアタッカーの意識からレシーブのポジショニングを考える
相手チームのセッターやアタッカーが何を考えてトスアップし、スパイクをするのかを考えていただきたいのです。
いろいろ考え方はあると思うのですが、私の場合セッターとしてプレーするときは、まず、チャンスボールが相手チームから返球される場合にブロッカーの位置取りをみます。
最後はちょうど上記図のようにレシーバーが返球している時、セッターは体をレフト方向に向けていくわけですけれども、この時点で守備側チームのセンターのブロッカーが自分の視界に入っているかどうかを考えます。
セッターとしては、このセンターのブロッカーを振るという感覚でトスアップします。これは6人制の場合の考え方と同じです。「セッターブロッカーと勝負する。」という感覚です。
センターブロッカーが視界に入っていれば、バックトスで逆方向(ライト方向)にトスアップし、
視界に入っていなければ前方向(レフト側)にトスアップします。
速攻を得意とするチームのセッターであればそのくらいの感覚を持っている可能性がありますから、守備側チームのセンターブロッカーはそのことを頭の隅においてポジショニングする必要があります。
センターラインを守る選手は、攻撃でも守備でも重要な役割をするのですね。
明日はアタッカーの意識についてお話します。
ブロッカーやレシーバーの見切ってから動くというプレーを私が主張する理由になろうかと思いますので、よろしくお願いします。
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