はじめに
速攻に対応するには、やはりブロックの付き方を考えないといけないと思います。
ブロックが、思いつき思いつきで、その都度その都度異なる対応をしていたのでは、レシーバーは相手の攻撃と味方のブロックとの両方に翻弄されかねません。
守備の起点ブロック
速攻対策を有効なものにするには、まずはブロックがどこまで付けるのかをしっかりと把握することから始めなければなりません。相手の攻撃に最初に対応するところだからです。
これが決まらないことには、相手の速攻に対応できない状況が生じている時、ブロックがダメなのか、レシーブがダメなのか、それとも両方精一杯やっているにもかかわらず現在の自分たちのチームの体力や技術では太刀打ちできない状況にあるのかが分かりません。
対策が有効になっていない原因が分かればその部分を修正したり、修正不可能なら速攻で攻められる部分をあきらめ、速攻で攻めさせないようにする方法を考えたり、他の方法を模索しなければなりません。
これらの状況を見極めるための第一歩が、相手の速攻に対してブロックがどこまで付けるかを知るということになるわけなんです。
おそらく、対応に行き詰っているという状況は、まだ、この辺りがきちっと把握されず、そのため対応できない原因の特定にも至っていない可能性があります。
このことは、勘違いしないでいただきたいのですが、ブロックで止めろというのではありません。
まずは、ブロックがどこまで機能するのかを知ろうというのです。
自分たちのチームのブロックがどこをマークでき、どこをマークできないのか、あるいはまったくマークできないのか、これをはっきりさせないと、その後の話が進まないのです。
守備の修正
ブロックをどのように跳ぶのかをチームである程度決め、決められたとおり対応できているということになれば、その状況であってもなお速攻で得点される状況が生じている場合、ブロックの付き具合とレシーブ位置を確認しながら修正を図っていくのです。
ただ、いくらブロックを準備して対応しても、実際の試合では準備したブロックで対応できない部分が生じますから、そこにレシーブを張って、少しでも失点しないようにしたり、その場所に打たれるスパイクが絶対にレシーブできないというのであればブロックを張るコースのほうを修正し、レシーブ可能なほうにスパイクを誘導するということもあります。
以上のような対応をするためにも、誰がクイックをマークし、誰が時間差や平行をマークするのか、止めるコースはどこかというようなところをある程度決めておき、その問題点や修正箇所が分かるようにしておくことをお勧めします。
本日ここまでです。
明日で、総論的な話は一応おしまいの予定です。
その後、いよいよ、ポテ吉さんのチームの具体的な対応策についてお話していきたいと思います。
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