ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

ウラ技・サーブ戦術3(揺れるサーブを打つ(1))

2010年05月11日 01時31分47秒 | サーブ

まずはトス。これを丁寧に上げる。 

 
 トスの高さとボールが落ちてくる速さ
 
サーブのときのトスは投げ上げると、頂上まで達し、そこでいったん止まり、そこから重力加速度に則って(空気抵抗はあるでしょうけど・・・ここでは無視できます。)落ちてきますね。

そのイメージは丁度次の図のようになります。

 計算すると、3mの高さにトス上げると、ヒッティングポイントに落ちてくるときのボールの下向きのスピードは約秒速7mです。
 
 ってことは, 0.1秒打つタイミングが狂うと、ボールは70cm動くってことになり、これは、手の平に当てようとしたボールが肩のところまで落ちて来てるってな具合の誤差を生じさせるってことですよね。

これじゃ,サーブは打てません。
 
 実際には、3mもトスを上げるのは、強烈なドライブサーブのときくらいだろうし、バレー経験者でサーブ打つのに0.1秒の誤差が生じることはないでしょうけど、その5分の1の0.02秒くらいの誤差だと、ちょっと考えられますね。

0.02秒でもこれだけ動く

0.02
秒の時間に3m上がったトスがどのくらいのスピードで落ちてくるかっていうイメージ図が次の図です。

  ヒッティングポイントは、緑のボールの中心
Mです。





その
0.01秒前のボールの位置はその上にある赤いボールの中心ですね。
逆に
0.01秒後のボールの位置は一番下に描かれた茶色のボールの中心なんですが,このHとLはMからそれぞれ上下に約7cmズレています。


HとLは14cm(つまりヒッティングポイントの上下にそれぞれ7cmずつ)ズレているから、これでは手に当たりそこなってサーブミスする可能性あるでしょ。
これだと、チョット現実的ですね。
 

問題点と対策 


これではボールを正確にヒットする必要がある無回転ボールは打ちにくい思います。

 
 そこでですね、サーブのトスは、上げたボールの頂点とヒッティングポイントが同じになるようにするのです。

その説明は,次回行いますね。今から図面書きます。

                 平成22510日    

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