揺れるサーブ(無回転ボール)のトスは低く上げよ
空中で止まるトス
揺れるサーブを打つには、ボールの中心をできるだけ正確にヒットする必要があります。
そこで、大事なのはトスの正確さということになります。
ヒッティングポイントがどこかを探して、そこでボールが放物線の頂上に至り、一瞬止まるような状況を作るのです。
メリット
メリットは、ヒッティングのタイミングが若干ずれても、打ちそこないが極端に減るということです。
空中で止まるトスをサーブで打つ場合、0.02秒での誤差は約2センチメートルです。前回お話したドライブサーブ等で使う高いトスの誤差14センチメートルに比べると格段に小さいでしょ。
しかも、ボールはまず上に上がり、次に止まって、次に落ち始めるわけですから、頂点に達する直前から直後に訪れる誤差は、わずか1cmということになるのです。
これだけの誤差しか生じないトスなら、かなりの確率で、ボールを正確にヒットすることができます。
左側の図
は、トスをいきなりヒッティングポイントにもって行くというイメージを絵にしたものです。
高く上げ、上から落ちてくるボールを打つのではなく、下から上がってきたボールが正に止まろうとするところで、気持ちとしてはボールが止まろうとするその直前に打つつもりでボールをヒットしたほうが力が加わりやすいですよ。
右の図
は、0、02秒でトスはどのくらい動くのかっていうのをイメージした絵なんですが、こんなものです。
計算上0.1秒タイミングずれてもですねボールは5センチ(放物線の頂上の前後だと2.5センチずつってことになるのですが・・)くらいしか動きません。そのくらいの誤差なのです。
では、次回、ヒッティングポイントの探し方をお話しますね。
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