ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

ウラ技・サーブ戦術3(揺れるサーブを打つ(2))

2010年05月11日 17時32分02秒 | サーブ

揺れるサーブ(無回転ボール)のトスは低く上げよ

 空中で止まるトス
 揺れるサーブを打つには、ボールの中心をできるだけ正確にヒットする必要があります。

 そこで、大事なのはトスの正確さということになります。
ヒッティングポイントがどこかを探して、そこでボールが放物線の頂上に至り、一瞬止まるような状況を作るのです。


メリット

メリットは、ヒッティングのタイミングが若干ずれても、打ちそこないが極端に減るということです。
空中で止まるトスをサーブで打つ場合、0.02秒での誤差は約2センチメートルです。前回お話したドライブサーブ等で使う高いトスの誤差14センチメートルに比べると格段に小さいでしょ。
 
 しかも、ボールはまず上に上がり、次に止まって、次に落ち始めるわけですから、頂点に達する直前から直後に訪れる誤差は、わずか1cmということになるのです。
 
これだけの誤差しか生じないトスなら、かなりの確率で、ボールを正確にヒットすることができます。

 
 


左側の図

は、トスをいきなりヒッティングポイントにもって行くというイメージを絵にしたものです。
高く上げ、上から落ちてくるボールを打つのではなく、下から上がってきたボールが正に止まろうとするところで、気持ちとしてはボールが止まろうとするその直前に打つつもりでボールをヒットしたほうが力が加わりやすいですよ。

右の図
は、0、02秒でトスはどのくらい動くのかっていうのをイメージした絵なんですが、こんなものです。
計算上0.1秒タイミングずれてもですねボールは5センチ(放物線の頂上の前後だと2.5センチずつってことになるのですが・・)くらいしか動きません。そのくらいの誤差なのです。

では、次回、ヒッティングポイントの探し方をお話しますね。
blogramランキング参加中! ←応援(クリック)していただくと嬉しいのですが・・・。頑張って、記事をアップしていきますので・・・どうかよろしくお願いします。
 こちら↓では当ブログの見どころやバレーボールの人気ブログを紹介中です。どうぞ、ご覧ください。
blogram投票ボタン
にほんブログ村 その他スポーツブログ バレーボールへ
にほんブログ村
付録・・・・当ブログの特徴について
宮崎県出身の転勤族です。熊本県、福岡県、大分県、沖縄県、高知県等を転々としながら、各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等をご紹介しています。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することを心がけています。









いいスパイクを打ちたい、変化球サーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
柔道選手が柔道着をバレーボールのユニフォームに着替えて活躍したり、バスケットボール、陸上の選手などがバレーボールをした事例を元に初心者向けの練習方法も記事アップしていますので、是非参考にしていただき、少しでも上達したいという皆さんの期待に応えられると嬉しいです。
ポン監督やせれママさんといった、現役ママさん監督や選手のアドバイスもありますから、ご質問等ございましたらお気軽にどうぞ。
では、今後ともよろしくお願いします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿