約1時間に渡って、ミーティングと言っても私のほうが一方的にビデオを見せ、方向性についての話をしたわけですが、そのミーティングを行った翌日、一人の選手が私の部屋を訪ねてきました。
そして言うのです。
「礒野さんが、最初からあまり熱く語られるので、私は、わけのわからない若手選手は引いてしまうんじゃないかと、心配しましました。」
本当に心配しているという表情で助言してくれたのですね。
この方は、以前は選手として活躍していたのですが、最近はちょっと年も召されてと言ってもまだ50くらいでしょうけど、もっぱら世話役として参加したいということで新チーム入りを表明された方です。
で、現在は、民間でバレーボールのクラブチームをも立ち上げ、そこの監督みたいなことをしている方でした。
それなりに経験を有する方なので、あまり無視できない意見です。
しかし、私は、この親切な助言に対して異を唱えたのです。
なぜなら、どういうチームを作るかということを明らかにしておけば、それに適合する選手が集まるのであり、その方針に適合しない選手は去っていくというのは当たり前のことだからです。
言われるまでもなく、ゆっくりと練習したいという選手にとっては違和感があったと思います。
そういう選手は去っていただいて良いのです。
実は、バレー経験者でなくても、やるからには人には負けないぞという気持ちの選手というのはたくさんいるのです。
それぞれのスポーツで活躍して来た熱いハートの持ち主ですね。
私は、従来のバレー経験者よりも、まずはそういうハートの熱い伸びしろのある選手を育ててみたいのです。
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