ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

9人制バレーボールのサーブレカットでお見合いが生じる原因

2012年02月13日 07時16分56秒 | サーブレシーブ

はじめに
昨日の記事サーブカットでお見合いが生じる状況を確認し、原因を把握する では、サーブレシーブで生じる見合いや、慌てて手を出して大きく弾いてしまうという問題は、判断速度の遅さや、初動のスピードが足りないというお話をさせていただきました。
で、本日からその具体的な対応方法についてお話しします。

まずは原因をもう少し考え、夕方(18時ころ)の記事で、なるだけお見合いが生じない方法についてお話します。そして、明日以降に慌てたレシーブで、ボールを弾いてしまい、相手の得点になるという状況を解決する方法についてお話します。

お見合いをする原因をもう少し突き詰めて考えてみる
これは、自分がサーブレシーブできそうだが、相手も取れそうだという状況があることにほかなりません。
つまりどっちがレシーブしてもよさそうに見えるのですね。
すると互いの選手が、ぶつからないようにしようとか、相手の邪魔をしないようにしようとか、相手に任せて自分は次のプレーに入ろうという気持ちになったりするものですから、取るか・・・・譲るかというところで、迷ってしまいます。

その間にもボールはグングン近づいて来て「アラ・・・アラ・・・」と考えている間に、ボールが二人の選手の間に落ちてしまうのです。

まあ、監督や周りの選手からは「声出して、取ろう」と注意を受けるわけですね。
声を出すのはほんとに見合いを避けるための有効な手段であります。


しかし、実は分かっていても、それができない、あるいは遅れるということが生じていることがないか・・・・再度チームの状況を見直して見る必要があります。
「頼む!」と言って譲るのか、「OK」と言ってレシーブするのか、そのことの判断が遅れて、声出しができない状況が生じていることがあるからです。
これは、複数のレシーバーが同じ条件でボールの処理に当たる状況が生じていると、声を出すことの重要性は理解していいても、取るか、譲るかの判断に迷い結局声が出せないという状況になってしまうわけなんです。

このことを解決するには、複数のレシーバーでサーブレシーブする場合、それぞれのレシーバーが同じ条件でサーブに対応するような状況をできるだけ作らないようにすることが大事なのです。
1本のサーブに対して、その軌道に対してレシーブしやすい選手が1人いるという状況を作るのですね。
1種類のサーブに対してですね、たくさんの人でレシーブできるようにした方がサーブレシーブの成功率が上がると思ったら大間違い。それは、チーム内で迷いを生じさせる原因となります。1種類のサーブに対しては、一人でレシーブできる状況を作るのが有効なのです。

本日は、つづきの記事をもう一本上げます。午後6時ころになりますのでよろしくお願いします。

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