レシーバーのポジショニングを少しずらす
サーブレシーブ時のお見合いを防止するための一方法として御紹介したいのは、レシーバーをサーバーから等距離に並べないようにするという方法です。
トップの図がそれですが、緑シャツとピンクシャツの選手をほんの少し前後にずらして配置しています。
この状況を真上から見ますと下図のとおりです。分かりやすいように図面はちょっと大げさにずらしてありますが、要するに二人の選手が交差しながらレシーブできる程度にずらしておけば良いわけです。
このポジショニングをすることによって、互いのレシーバーは、まず、二人の間に生じているスペースについて交差しながら対応できるのです。
得られる効果
すると、青シャツの選手が打ったサーブが○→●と来るころまでに、緑シャツとピンクシャツの選手はどちらが取るかの判断までできなかったとしても、スーッとお互いが黄色のスペースに寄り始めることは可能となります。
つまり、初動は早いタイミングでできるわけです。
そのうち、ボールが●→●に達する間にピンクシャツの選手と緑シャツの選手はいずれがレシーブできるボールであるかが判断できますから、●付近でレシーブできるボールは緑シャツの選手が、●でレシーブできるボールはピンクシャツの選手が、レシーブすることが可能となります。
このことによって、オレンジシャツのバックの選手は足長に来た●のボールだけレシーブすればよいということになるわけなのです。
明日は、このプレーをより確実なものにするための重要なコツをもうひとつ御紹介します。
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宮崎県出身の転勤族です。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々としながら、今年宮崎県に戻ってまいりましたが、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介しています。
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確かにバックセンターがいつも、「二人横に並んでどうするの!」と叫んでいました。
そんなに難しい修正の感じはしないと思います。
で、後はこの原則を維持しながら、左右、真ん中のいずれからサーブが来るかによって、この交差の仕方を変えていくのですが、この方法を明後日の記事で御紹介します。後は、このポジション変更をしっかり選手に認識させてプレーさせるべく、最初のうちはしんひろさんが、「サーブ右からね。」とか「サーブ真ん中」とかいう具合に声を掛けてやるといいかと思います。
あまり、サーブカットをする機会がないのもありますが…
こういうことを、わかって練習するのと、わからずにするのとでは、上達のスピードが全く違ってきますね~
続きを楽しみにしています!
理由は簡単、形だけまねてもその本当の理由が伝わってないわけなんです。
前後にずれて守れ!
と指示したら、選手はそれを守りますが、交差してレシーブするところにその意味があるというところまで理解していないのです。
実は、このブログ記事を書きつつもそういうことを心配しているのです。ですから、回りくどいようですが、できるだけ現象やその原因を詳しく話し、そこから対策や練習方法を紹介しようと思うのですが・・・・、なかなかですね。
体育館で指導する時は5分もかからないようなことを1週間もかけて記事アップするというのは、ほんとに、まどろっこしい感じがいたします。
それでも、まだ、及ばないところがあるかもしれないとの不安はいつもあります。自分では気づかないのですね。もし、意味不明のところがあったら是非、御指摘をお願いします。
いつも、コメントありがとうございます。