ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

飛びすぎるアンダーレシーブを修正する方法・・・その1

2013年09月05日 07時15分51秒 | レシーブ

はじめに
スパイクレシーブやサーブレシーブ時のアンダーがうまくいかない場合によく見られる原因について昨日までお話してきました。
今日からその修正方法についてお話しします。
選手の問題を良く見て、きちっと指摘してあげて、意識させつつ練習させると上達が早くなると思いますので是非頑張ってください。

今日はまず、下図の黄色選手のように、膝を折るのが不得意という選手への修正方法を御紹介します。


膝を折って腰を落とし、腕を振らずに行うアンダーパスを習得します。

膝を折って腰を落とし、腕を振らずにアンダーパスをするフォームの習得練習
これは、昨年、一緒にバレーをいたしました宮崎のママさんチームに紹介した練習方法なんですが、その時のプリントをアップさせていただきました。パスの精度はかなり上がりました。
どこかで見たことがあるかもしれませんが、結構いい練習です。

1の練習は
緑シャツとピンクシャツの選手はできるだけ近寄って1mくらいの距離でボールを頭の高さより上に上げないよう、小さなパスをするのです。
パスしたボールはすぐ戻ってきますから、低い姿勢と腕を振らずに一定の角度にしたまま、アンダーパスの基本姿勢を維持したまま、膝で調整してパスをせざるを得ません。
最初のうちは、結構きついと感じる方がおられるかもしれませんが、そのきつさは、そのまま、これまで基本どうりのアンダーパスをしていなかった証拠だと感じていただき、これが連続してできるように練習してもらわないといけません。


2の練習は
これもボールは頭よりも上には上げないで、低いアンダーパスを行います。
回数30回と図には書いてありますが、これは、確か、試合前のアップの中で行うつもりでプリントを配布したものですので、時間が十分に取れる通常の練習ではレベルに合わせて、50回くらいまで回数を増やして、アンダーパスの練習に絡めて行うといいと思います。

明日はもうひとつ問題克服のための練習方法を御紹介します。

 

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宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はもち米、お餅、炭水化物が採れますから試合の朝は必ず食べてます。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々とし、この3月、島根県松江市に転勤してまいりました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れないのは残念ですが、松江はなかなか住みやすい落ち着いた町で、とても気に入って言います。

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2 コメント

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ありがとうございます (今推し)
2013-09-05 08:41:22
すぐに記事にしてくださってありがとうございます。
とても参考になります。
この練習は僕も高校生の時によくやりました。

膝などの具合があまり良くないメンバーもいますが、
なんとか導入したい練習です!!

もうひとつの練習も楽しみにお待ちしています!!
返信する
今推しさんへ (磯野)
2013-09-07 06:36:57
お疲れ様です。
これで、レシーブの形を作って、そこから、今度は、力の入れ具合(というか・・・抜き具合と言いますか…)の感覚を掴んでもらうための練習をしていくとよいかと思います。
頑張ってください。
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