我が家の桜

まだお庭で遊んでいる、我が家の娘達です。

枝垂れ桜










緋寒桜








うこん（黄桜）にいたっては、未だまだお布団の中。
もぞもぞ動いてはいるんですけれどね。
お寝坊さんはいつもの事で、お目覚めにはもうしばらくかかります（＾＾；；

しばし 放心

暖かさに誘われて、またまたお庭遊び。
昨日ちょっと鉢を動かしただけで、今日は筋肉痛なのですけれどね（＾＾；；
腰も痛いし、太ももの後ろ側が痛いし、肩はこるし・・・
普段いかに動いていないかが、まるわかり！

それでも庭に出れば、あちこちからお声がかかり、いかにお世話をサボっていたかが分かって気持ちが焦ります。

ごめんね。
いまやってあげるからね。

そんな声をかけながら、時がたつのも忘れて動きます。

んーーー　もう4時くらいかな？

空の色を見てそう思い、時計を見れば「あら！　ぴったんこ！！」
われながら笑っちゃいました。
体を自然に預ければ、ちゃんと時間も感じ取れるんですよね。


その時、なにやら消防車のサイレンが、ずいぶんとうるさく通り過ぎていきました。
ずいぶんな台数です。

どこだろう？　大丈夫かな？

そう思いながらせっせと植え替えの手を動かしていたら、なにやら白いものがチラチラ。

ん？

消防車に白いもの。
まさか近くで火事？
そう思って目を上に向けたら、あたり一面ちらほらと白いものが舞っています。

え？　上のほうで火事なの？！

ちょっと気持ちがざわついた　その時。


ひらり・・・・・・



手元に何がか落ちてきました。











あ！　桜！！


思わず立ち上がって、周囲へ目を向ければ








あたり一面の桜吹雪♪
見渡す限り　街中が桜吹雪のただ中です！
庭一面、見上げた空一面、桜の花びらが舞っています。
こんな景色は初めて。

実は我が家のマンションの上には、何本もの桜の大木があるのです。
隣の学校にも沢山の桜があります。
それらがいっせいに散っているのでしょう。
なんて魅惑的な景色でしょう♪
かーさんは　しばし放心して眺めてしまいました。
桜吹雪の世界。
なんと美しいものか・・・・・・


ふと　声が聞こえた気がしました。






あらあら　ご挨拶に来てくれたのね。
うん　そうね　
また来年ね♪


そう花びらにご挨拶して、また空を見上げたら、沢山の声がきこえてきましたよ♪






みんな　とっても楽しそう！
自由になって、お空をかけっこしているみたい。
風に乗って、季節を追いかけて、みんな旅立ちです。


また来年いらっしゃいね。
かーさん　楽しみに待っているからね。

じっと寒さをこらえて、咲くのも楽しい。
散るのも、また楽しい。
人の一生も、こうありたいものです。
このあたりが日本人の心に響いて、桜が好まれるのでしょうね。

もっとも、我が家の桜たちは、まだまだお庭で遊んでいたいらしいですけれどね（＾＾）