チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

山内先生のセミナー その1

2008-11-17 22:10:03 | ウサギ
まず、以下の内容は、あくまでも素人のかーさんが、セミナーを聞いて「そう理解した」という内容です。
特に今回は、人間においても基本がしっかりつかめておらず、イメージだけ何となく持っている分野ですので、勘違いもあるかもしれません。今後間違いが見つかったら訂正しますし、皆さんからの「間違ってるよ」のご指摘も歓迎です。以上の事をご了承の上、お読みくださいね。
なお文中の青文字は、セミナー時に配布された資料からの転用です。

タイトル「東洋医学(中医学)からみたうさぎさん」

1.東洋医学ってナニ?というお話です。
普通私たちが思うのは、「西洋医学と東洋医学」という感じで、相対するものと考えちゃいますね。 
でも本当は、ヒポクラテスに始まる西洋医学も、東洋に根付いた伝統医学である東洋医学も、根本の発想は同じなのです。(今回山内先生がお話する中医学は、東洋医学に含まれます)
どちらも体液(分かりやすく言えば、身体や精神の性質・あり様)を重視する「体液病理学説」なのです。
つまり「どこ産のものかという、その学問が生まれた地域の違い」で、西洋医学と東洋医学となるわけです。

では私たちが普段言っている西洋医学というのは?
それはパスツールが細菌を発見した事から始まる、「現代医学」というわけです。
体の大元のつくりを性質やあり方で分類し、それが整っていれば健康、崩れれば病気という事で、そのバランスをとろうと考えるのが「東洋医学と西洋医学」。
「細胞の傷んだところを目で見つけ出し、取り除いたり、微生物を徹底的に化学療法で抑え付ける!」のが、現代医学。

現代医学では、治っていく過程で不快な思い(手術等)をするけれど、東洋医学は「快の原則」なのです。「心地よさ」が副交感神経優位になってリラックスし、体全体の循環や気のめぐりが良くなり、治っていくというわけです。
ウサギさんをナデナデすると、気持ち良さそうにのびのびして、体が柔らかくなるでしょう?リラックスしているんですね。それが健康に良いというわけです。おまけになでている飼い主も気持ちがリラックスしてきませんか?この辺りが、アニマルセラピーに通ずるのかもしれませんね。

2.中医学の特徴と、その整体感
中医学は体の中の体液「気、血、津液(シンエキ)」の状態を重要視します。
「すなわち、体液の状態が悪いと病気になるし、病気の時は体液を調節してあげれば健康になれるというもの。“安内壊外”という言葉があり、良く使われます。この言葉の意味は、“身体の内側に生気が満ちて、心が平安であれば、どうして外邪が侵入することが出来ようか?”ということです。すなわち、中医学では病気の治療はもちろんですが、より予防医学を重視しています。」
「病は気から」という言葉もありますね。「健康な体には、健康な魂が宿る」とか。

脱線しますが、かーさんは何でもかんでも東洋医学が良いとは思っていません。
ただ傷んだところの対処療法だけしていても、大元が壊れていたのでは本当には治らないと思っているのです。
解りやすく言えば、花粉症。
最近はあれこれ薬も出ていますし、治療法も出てきています。
鼻炎カプセルで鼻水が出るのは止められます。
かーさんが使うセレスタミンで、目の痒さも止まります。
最近はやりの鼻腔の表面をレーザーで焼くことで、1シーズン楽勝♪という方法もあります。
でもこれらは皆、アレルギー症状を抑え込んでいるだけの対処療法で、花粉症がなくなったわけではありません。
できれば、アレルギーそのものをなくしたい。
体質改善の注射などもありますが、あれは体を無理やりアレルゲンに慣れさせようという発想だと思っています。(間違っていたらごめんなさい)
東洋医学では、体の質を整えたり丈夫にしたりすることで、アレルギーに影響されない体質を作っていくものだと思っています。
だから、目がかゆくて眠れない、蛇口が壊れたように鼻水が止まらない。
そうした症状は薬でも何でも対処療法をしながら、漢方などの東洋医学も使って根本からアレルギーに負けない体にした方が正解かな?って思うのです。

また、たとえば積み木のタワーを作っています。
まっすぐにバランスよく積み上げれば、かなり高く積んでも丈夫な物です。
でも途中で右にちょっとずれちゃった。
対処療法として、その上の積み木をズレた分左にずらせばバランスが取れて、またつみ続けることが出来ます。
でも全体としてゆがみが残った(重心がまっすぐ通っていない)タワーは、ちょっと揺らすと崩れやすいでしょう。
もし、左右でバランスを取る対処療法ではなく、ずれたところをきちんと積み直したら・・・
重心にぶれのないタワーは、多少のゆれにはびくともしないでしょう。
身も心も、バランスよく整える。これが東洋医学だと思っています。

(続く)

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