2012年度に日本のお客様よりPiさんある宿題を受けました
どんな宿題かといいますと
この写真
お客様のM子さんから渡されました
イメージでいいのでガラスでこのカワセミを再現してほしいと
来年(2013年度)日本に持ってきてほしいと
写真を一目みた私
“うーんどうだろうな~きっとカワセミとわかるようには再現するのは無理だろうな~”と
でもPiさん “ うーんわかった!やってみる!”
といつもの通り “ できない ” とは言わない、
いつも“ Provo:やってみる”とかならず言う
でも日本では一旦引き受けたことをできませんでしたって言うのは
あまりないことなので私はちょっとハラハラドキドキ!
実はこのお客様:M子さん
私がPinoと知り合うより以前から(今から15年くらい前?)
イタリアにくるとラルベロに立ち寄って頂き
その都度お気に入りのペンダントを購入して頂いていたらしい
そんなM子さんとの日本での奇跡の再会は
2008年大阪の阿倍野近鉄で実演版売中
売り場にこられた彼女
“ あーやっぱりPinoだったのね!!!私のこと覚えている?”
と第一声
聞くと広告に掲載されていたお皿を一目見たとき
もしかしてこれはPinoの作品ではないかと思われたらしい
広告にはPinoの写真や名前はなく
ただお皿の写真とベネチアンガラス実演と記載されているだけだった
M子さん思いを確かめるべくご来店頂きました
そんな奇跡の再会をしてからは
毎年必ずご来店頂きコレクションを少しずつ増やして頂いています
そんな彼女のお願いなので
Piさん頑張りました~
写真をベネチアに持ち帰り彼の制作机の目の前に張り付けて
いつでも目につくようにしておきました
なかなか手をつけないPinoに私はいつものように
“ 約束したんだからちゃんと作ってよ!”と
口が酸っぱくなるほど言い続けていました
そして出来上がったものがこれ
正直びっくりしました
お腹部分に白のミッレフィオリが使ってあるのがかわいい
うーん写真とそっくり!
でかしたPiさん!!!
水辺がキラキラしてる感じも表現できてる!
翌年彼女に出来上がったものをみせると
“ ここまでそっくりに出来上がると思っていなかった! ”
とすごく喜んでいただけました
そしてもし将来日本で個展をすることになった時は
作品を貸して下さいねとお願いしておきました(笑)
Piさんなかなか出来栄えがよかったので
本当は自分のコレクションにしたかった様子でした
でも、これはカワセミではありませんよ。
ヤマセミです。(笑)