ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

2025年 京都ベネチアンガラス体験工房 作品発表会 ① 

2025-02-09 23:27:32 | 日本:体験教室

作品発送が終わりお客様のもとに届いた頃なので

恒例の作品発表会:第一弾です

 

毎年ご参加くださる方は過去のご自身の作品を持参されて

新しいデザインにチャレンジされています

目の前に沢山のミッレフィオリが山のようにバラバラにあると

宝探しのようでお気に入りのガラスを見つけるのに必死になりますよね

それはとてもとても楽しいひと時です

 

そんな中で私がいつもお伝えしているのが

ズバリ「ミッレフィオリの断捨離 !」

いや~これできるようでなかなかできない難しい作業です

私もいまだに「あ~使いすぎたな~」と思う事多々あります

そしてPinoには「あ~かなえまたこんなに複雑にして~もっとシンプルに~」

って言われています(笑)

 

 

作品に流れを付けて動きを出すのにはミッレフィオリはポイントで使って

そしてパスタや透明のガラスを使う事で軽い感じに仕上がるのです

 

そんな作品が今年も色々ありました

透明を沢山使って銀箔仕上げで爽やかな感じに

大きなミッレフィオリでも

欠片や透明ガラスで軽く仕上がりました

この方かれこれ12年連続皆勤賞の方

最近はこんな感じで断捨離バージョンのデザインを制作されてます

こちらも全くの反対色ですがパスタ、オッパリーノ、ミッレフィオリ、アヴェントゥリーナと

各種ガラスを使われてまとめられました

 

そしてもう一つ使用する色ですが3色くらいに絞ったほうがまとまりやすいようです

可愛い色合いですね、帯どめにされてました

欠片のガラスでグリーンと白をベースカラーに

ピンクをポイントにされてアヴェントゥリーナも入っていい感じに

二つともミッレフィオリを横向けに使って線をうまく表現されました

 

お皿に挑戦された方もいらっしゃいました

面積が大きいお皿はデザインがまとまりにくいですがこの方透明や砂ガラスを使って

すっきりしたデザインに仕上がりました

会場ではこれくらいの大きさのミニ飾り皿制作いただけます

 

そして全くミッレフィオリを使われていない作品もあります

この方は毎年チャレンジャーで私が「その色は焼くと色が変わりますよ~」

ってお伝えするとあえてその色を使って製作されています

 

パスタのトルコブルーを高低差を付けて制作されたもの

高さを変えることで色の出かたが違うのです

色が黒くなってしまいがちな透明の赤も低く使う事で綺麗な赤色に焼きあがりました

なかなか面白い作品です

 

ミッレフィオリ無しで欠片のガラスだけで表現されたもの

 

海や波をイメージして制作されたもの

今年も楽しい作品がそろいました

次回は恒例のポコポコシリーズです

 



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