今回の東京行き、用事は2つ。
1:岩手の伯父さんの一人っ子の息子さんが東京で交通事故で亡くなって、
その法要を兼ねたお墓参りに参加すること。
2:今はグループホームにいる目黒の家の主(うちの奥様の伯母さん)を見舞うこと。
10/30(木)
東京二日目は1項の用事で浅草へ。。。ここに菩提寺とお墓があるとのことです。
浅草はじつはお寺の街でもあるのです。"浅草寺"以外にもたくさ~んあります。
お寺があちこち街中にまぎれていて、京都に近い感じありですねぇ。
お昼過ぎに岩手から新幹線でやってきた伯父さんとお寺に行って、行事を終え、
僕と奥様は別行動で浅草探検開始!
東京に行く機会があったら、浅草に行ってみたい!&ごま油風味の東京"天ぷら"(特に"アナゴ"!)を
食べてみたい!が長年僕の思うところ。
頭の写真:やってきました~!浅草寺!とりあえずは、定番!"雷門"前での記念撮影でしょ~。
周りの人達、100人くらい、皆さん記念写真撮ってます!すごい人数です。
伝法院通り・・・
浅草寺に近い横の通り。かなり怪しげ"屋台風お店"が並んでます
神戸で言ったら、神戸駅に近い高架下"モトコータウン"風でしょうか?
いまどき、こんなのお土産として買わんよね~~~なのが堂々と並んでます。
よって、通る人数の割には立ち寄る人極めて少なし。。。
雷門から浅草寺まで縦の通り、"仲見世"
定番の"人形焼"、"手焼きせんべい"、"揚げまんじゅう"などの人気お土産物屋が並んでます。
外国からの観光客向けのお店もあります
神戸・元町商店街にもこのテの日本人なら買わないぞ!店がありましたが、今でもあるのなあ~?
かつて、外国人客に頼まれて"一番"Tシャツを買いに行ったことありましたが。。。
浅草寺、中に入ることはできましたが、只今改装工事中で、ちょい色気欠け。
本堂の中は広くて、なかなかの大迫力! 台湾から風の人達が何度もお辞儀をしてて、その気迫に負けました。
有名なデカイお香台の煙、一応"頭"にかけてみましたが・・・結果は、どうなんでしょう。。。
それにしても、平日なのにすごい人出! これが"東京"なのでしょうね。
お寺をあとに、天ぷら屋を探してたら・・・
お昼に皆で"ザル蕎麦"食べたので、"天ぷら"とビ~ルを求めてたのですが、
奥様のギックリ状態もあるし、あちこち探し回る訳にもいかず・・・すぐに"神谷バー"まで来てしまいました。
神谷バーの前から東を見れば・・・
隅田川にかかる橋の向うに"アサヒビール本社"。
金色に輝くビルはビールのイメージ。"キントン雲"風オブジェが乗ったホールは有名ですよね。
ちなみに手前の黒い笠をかぶったお兄さんは"観光人力車"の車夫で、只今客待ち中!
その先のオネエさんはビールよりも人力車のほうに興味ありの様子ですね。ひょっとしてお兄さん達?
"アナゴ"はあきらめて、神谷バーに入りました
お店の"電気ブラン"飲みました。瓶入りは飲んだことあるのですが・・
瓶入りは他の酒造メーカーに作らせていて、店内のは店で作っていると、昔読んだことあるのですが・・・
結果はたいして味に違いがあるようにも思えませんでした。物は一緒なのでしょうかねぇ。。。
明治に出来たカクテルゆえ、今どきたいして美味しいものではないのですが、歴史を味わうのも"お勉強"!
店内はこんな感じ。レトロ!
店のドアを開け、目の前のガラスのサンプルケースを見て、おじさんから食券を買って、テーブル座ると、
女給さんが来て、券をもぎって、注文成立。幼い頃のデパート食堂ようなシステム。懐かしい~。
ここでロコおじさんにつかまりました。
「一人で飲んでてても、つまんないんだよ。ここ来て、一緒に飲もうよ!」
もう出来上がってます。常連客のようです。
こりゃ浅草情報も聞けるわと、ご一緒しました。
有名天ぷら屋さんのことを訊ねると、「あそこはダメッ!うまくナイヨッ!」
美味しい店はどうも営業時間が合わないようで、いよいよのあきらめ。。。。
酒飲みの気持ちを察してか、「じゃ、いいとこ案内したげるヨッ!行こッ!」と
次のお店へ行くことに・・・
おじさん次のお店へ先頭きって歩いてます
日本酒ショットバー付きのモダンな"酒屋"
種類も多くて、お店のお兄さんも男前で、なかなかいい感じのお店!(うちの奥様見てます!)
お勧めの"冷や"と"イカの塩辛"をいただきました。
兵庫県の酒は「香住鶴」だけ置いてましたね。
その次は"豚串焼き"の居酒屋
若者向けの簡易内装で、安くて、うまい!ときてます。ここもいいなぁ!
外で立ち止まった若者たちに、おじさんは「入ってきなヨッ!うまいヨッ!」と手招き。営業活動もやっちゃいます。。。
「次、行こ~ッ!」
「エ~ッ、まだハシゴするんですかっ?」
「いい店があるんだよッ!」
この日、病院での検査帰りとかで、しばらく酒を断っていたせいかおじさんの勢いはどうにも止まりません。
もう相当出来上がってきてる様子で、歩いている途中「ここは~~・・・どこだッ?」。
「"仲見世"の東裏の通りですよっ」と僕。初めての神戸人がロコおじさんに教えるか~?
「あれッ?オレどこ行こうとしてたんだっけ?」と言ったりも。。。
浅草演芸ホールの前を通り・・(やっと暗くなってきた)
着いたところは"屋台の居酒屋"
"ビール"と"牛スジの煮込み"を注文。道路に椅子とテーブルはええんかな?と思いながらも、
情緒があって大変よろし!です。
神戸にはこんな店はもうないよね~。
昔、三宮界隈に"つぼ焼き"の屋台が何軒かあったけど、ポートピア博開催前にすべて撤去させられました。
「よそからたくさんの人が来るのに、美観が損なわれるから」との市の方針。
同時に庶民にとっての楽しみが、三宮の色気が、なくなりました。
ここでもおじさんは隣客のカップルに話しかけ、一緒に飲むことに。
僕が関西弁だったので、「ぼくの母方は滋賀の坂本なんです」と彼は親しみを感じた様子。
「え~!私の弟は坂本の石組みの会社で働いてるの!」とうちの奥様。
こんな話から、会話が盛り上がり、
おじさんの「次いくよ~ッ!」に「もう少し居ましょうよ」と僕。
「いいよ」と言ってくれたのですが、気がついたら、おじさんはフラフラと歩いて闇の中へ。。。
"う~ん、おじさんこれ以上飲んだらやばいかも・・"と、追いかけずにそっとしときました。来た方向に歩いていったしね。
おじさん、いいお店に連れてってくれて、ありがとう!! 感謝!!!です。
同時に体のこと考えると、あまり飲みすぎないでね!です。
どうぞ、お元気で!
"おじさん"に会ってみたい方は神谷バーへ、ど~ぞ!
アルバイトをしながらの"画家"の彼と仙台出身"ネイルアーティスト"の彼女のカップル。
この日は葛飾区立石から浅草に漫才を観に来て、開始時間まで、ここで飲んでいるんだとのこと。
酒の話、立石の居酒屋の話、デジカメに入っている舞子の風景のことなどなど、
初対面にしてこの話の盛り上がりはなに?ってくらいだったんですが・・・
漫才の時間がやってきて、演芸ホールの前で「さようなら!」
小金持ちになったら、こんどは舞子に遊びにきてちょうだい!です。
キレイな風景見ながら一緒に酒を飲んでまた盛り上がりたいものです。
帰ってから彼のくれた京成電鉄の小冊子をじっくり読みました。
浅草の次、僕の行きたいところは葛飾"立石"!と思ってる今日このごろです。
この日、父ちゃんは飲みました~~!
でも、目黒に帰ってから、ちゃんとHANAの散歩は行きました~~。