●五体俳句374・くちびる4・草子洗1・2018-4-10(火)
○「桜湯のくちびるに闇残りけり」(草子洗1)
○季語(桜湯・晩春)(「俳句201503」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「桜漬」に湯を注ぐと「桜湯」ができあがる。桜湯の桜の香りが残るくちびる。その香りを「闇」と表現したのです。どちらかというと、桜の花びらの浮かんだ花見酒が好きです。
●草子洗(そうしあらい)
○好きな一句「おみくじに結ばれてゐる春の空」2
○季語(春の空・三春)(引用同上)
【Profile】:1975年大分県出身。2011年「田(DEN)」入会、→水田光雄に師事。2013年 文學の森主催第4回北斗賞佳作入選。第2回田賞入賞。俳人協会会員。俳句雑誌「田(DEN)」に「田の俳句」、「はいくのはのじから(初心を忘れた俳人のために)」を連載。「田(DEN)」の大分句会「草むすび」幹事。
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