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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●方法俳句0123・同質回帰011・木津柳芽・2013-04-04

2013-04-04 01:27:24 | 方法俳句

●方法俳句0123・同質回帰011・木津柳芽・2013-04-04


○「水草生ふみづのせせらぐところより」『新版俳句歳時記夏の部角川書店編』(木津柳芽01)

季語(水草生ふ・春)

おなじものへ帰ることを「同質回帰」とします。この句は、おなじものから生まれる「同質因果」というべきでしょうか。まさしく、水草は水から生まれてきたのです。

 

木津柳芽(きづりゅうが)(1892~1978)

代表句「夜の秋や戸にはさまりし糸すすき」02

季語(夜の秋・夏)

東京本所出身。新聞の川柳に投句、「大正川柳」の同人になる。大正末期に俳句に傾倒し、「ホトトギス」等に投句。1933年に→水原秋櫻子主宰の「馬酔木」の同人になる。中西悟堂の「定本野鳥記」では木津柳芽を野鳥の出てくる歌の名手として紹介している。


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