●色彩俳句0263・虹色01・小林鱒一01・2016-01-29(金)
○「過ぎし日のなべて虹いろ厚氷」(小林鱒一01)
○季語(厚氷・冬) 「すぎしひのなべてにじいろあつごおり」(「俳句研究198706」より引用)【→色彩俳句-索引01・色彩俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:心の合理化作用ですね。過ぎ去った日々は虹色の思い出ばかり。「なべて」ということは暗色の思い出も少しはあるということでしょうか。※実際に「虹色#f6bfbc」という和色がありました\(-o-)/。→「和色大辞典」
●小林鱒一(こばやしますいち)
○好きな一句「風おとの溪より眠りそめし山」02
○季語(山眠る・冬) 「かぜおとのたによりねむりそめしやま」(「俳句研究198706」より引用)
【Profile】:1929年、長野県大町市出身。1974年「杉」(→森澄雄主宰)入会。1980年「杉」同人。第1句集「山日子」で第15回杉賞受賞。第2回俳句研究賞候補。俳人協会会員。
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