●五体俳句0228・足裏05・石田よし宏01・2015-05-26(火)
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○「足の裏ひらく昼寝の深みにて」(『炎天の幹』1982)(石田よし宏01)
季語(昼寝・夏) 「あしのうらひらくひるねのふかみにて」(「鬼怒に連なる俳人たち」より引用http://ameblo.jp/yahantei/entry-10102721653.html)
【鑑賞】:開くのは両の足の裏です。昼寝の眠りが深くなって、今まで力の入っていた四肢が緩みました。両の足の裏もゆったりとそれぞれの方向を向きました。
○石田よし宏(いしだよしひろ)(1924~2015)
○好きな一句「旱なり父の声澄む蔵の中」(同上)02
季語(旱・夏) 「ひでりなりちちのこゑすむくらのなか」(引用同上)
【Profile】:栃木県宇都宮市出身。1970年「鷹」(→藤田湘子主宰)に入会。1978年「鷹」俳句会功労賞受賞。「地祷圏」代表。
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