●色彩俳句0152・赤011・松岡青羅・2013-12-11(水)
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○「しら菊に赤みさしけり霜の朝」(松岡青羅01)
季語(霜・冬)
「白菊」と「霜」の季重なりですが「霜」の冬をとります。寒い霜の朝、白菊の白色に、まるであかぎれのように赤みがさしました。
○松岡青羅(まつおかせいら)(1740~1791)
代表句「何処やらに花の香すなり小夜時雨」02
季語(時雨・冬)
江戸生まれ。姫路藩酒井家の藩士だったが、プロの俳諧師となり諸国を遍歴し句作に励んだ。加古川の栗本庵に住み、諸国の俳人と交友した。名声は上がり、蕪村と並ぶ実力を得て、「青羅発句集」などを出した。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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