今日は車でデポ。道の駅ほっとぱーく浅科はR141を北へ向い、左折してK142沿いにある。今日はここに車を置いて白樺湖を目指す。
午前4時起床、5時15分に出発し6時過ぎに道の駅に着いた。準備して6時15分に漕ぎ出す。ルートは少し戻った所の蓼科スカイライン。
R141から水田を700m程入ると、山が迫ってぐっと登る。後は5%位の坂が延々続く。野辺山は晴れていたのに、佐久は曇りだ。ずっとその曇り空が続いた。勾配はほぼ一定で道の状況は極めて良い。きれいに舗装してあり、舗装の継ぎ目が無く、掃除したように落葉、ごみが無い。これが頂上の大河原峠まで(途中200m位舗装の悪い所があった)ずっと続いた。
道は林の中を伸びている。途中、別荘地区があった。甲信越のこういった国道や県道沿いには必ず別荘地区がある。 朝早いし、車にも出会わないので、こういった別荘地区で朝の散歩をしている人とたまに出くわして挨拶を交わすとほっとする。登り始めて2時間弱で大河原峠に着いた。ここは晴れていて展望が開けていた。手前に広がる雲海の向こうにあるのは浅間山か。
大河原ヒュッテの駐車場には10台位の車があって4人家族の登山者が出掛ける所だった。
道は下る。こちらは道に継ぎ目やグレイチングがあってサドルに響く。蓼科牧場の交差点で地図を確認して白樺湖へ向かった。白樺湖のコンビニでトイレ休憩。
目的は果たした。車山方面へヴィーナスラインを上っていく。展望が良い所々にバイクを止めて写真撮影。懐かしい景色だ。40年位前に家族旅行で初めて来て、それから何回か来ているが基本的には変わっていない。夏に来ても風が強くて寒い位だった。またある時はガスって寒くて2、3m先が見えないことも。今日は風が無く、天気もよく、最高の日だ。原村や茅野の町並みが遠くに見える。
霧ヶ峰ロイヤルインまで来て、まだまだ高原サイクリングを続けたい気持ちになった。予定では、ほどほどの所で折り返して、K40を下ろうと考えていた。
強清水まで行って八島湿原を見たくなった。ジュースを飲んで、う~ん、黒い雲があるけれど積乱雲じゃないし、大丈夫だろうと考えて、ヴィーナスラインを進む。
走りながら、引き返さず、和田峠から下ろう!と考えて八島湿原の駐車場で確認。レストハウスの人とお話しして、水も補給してもらい、出発。
和田峠に到着。10時45分位。ふと見ると、美ヶ原まで19Kmとある。スマホのナビで検索を試みたが、電波が弱いのかダメ。往復で約2時間か!せっかくここまで来たのだからチャンスを活かさなくちゃ!と決断して、美ヶ原を目指した。11時。
途中、三峰展望台があって、それまで来た道遥か先を見返したり、扉峠からショートカットでK142に行かれるのかとかと確認したりして進むと、前方に山が現れて、その上を九十九折りの道が現れた。美ヶ原まで後4Km。30分位だろうと思って登りにかかった。
頂上到着。更に進むと見覚えのあるオブジェが現れた。12時を告げるアモーレの鐘が鳴っていた。レストハウスでラーメンの昼食。
トイレを済ませて看板の地図を確認すると、先ほどの九十九折りの登り口に別のショートカットがあってK142に行く。12時25分に出発して下る。ショートカットは旧和田宿本陣に出た。
しばらく旧道を行く。ここは中山道で、立派な大樹のあるお社があったり、道祖神が佇んでいたりしていた。
その後、長久保の宿に入り込んだりしてK142に戻ると、坂が現れた。笠取峠。ここにこんな峠があるとは。K142はトラック中心の交通量が多い。白樺湖から下って来るはずのK40もなかなか現れず、ちょっと疲れ気味。最後になって嫌いなトンネルも出てきてうんざり。ようやく出発点の道の駅に到着。14時でした。
しばらく休んで、帰りの途中にいつもの温泉につかって、帰宅。
今日は天候に恵まれ、坂で充実していた!