Vitamin !!  (ヴァイタミン)

人生120年。体を動かして新鮮な風からビタミンを吸い込もう!!

合宿レポートその2 2日目編

2012-05-05 19:26:13 | 自転車

4月29日、2日目。朝6時起床。前日に買っておいたパンを食べ、紅茶を飲み。いつもと変わらない朝食。7:45にブリーフィング、という事だったがガタガタと出発前の準備がすすみ30分くらいでようやく収まって食堂で打ち合わせ。この日はA、B2つにグループ分けを行い、Aグループ(H野さん、gonさん、Bさん、私)の予定は、K32を北上し反時計回りの約160kmのコース。残りの人たちBグループはK32をすぐに左へ行きK81からK220へ行く時計回りの小さな周回コース(25km??)を何回か回るという予定。

8:20、ホテルを出発。瀬戸川に沿ってしばらく走りR32に出てゆっくり北上、分岐でBグループと分かれた。前日も暑かったが、この日も暑くなるという。先頭交代をしながら瀬戸川沿いに進んでいくと勾配が出てきた。H野さんが私を気遣って「gonさん、ペース速くないですか?」と言ってくれる。通行止めの予告ボードが出てきた。下ってきた地元サイクリストに状況を聞くと、「行かれない事はない」というような答え。「右折」「左折」の箇所をお互いが思い違いしているかもしれないという疑問が生じる。結局、K32とK220との分岐点にある休憩所のような所に到着してみるとサイクリストは大丈夫と言っていたが保安員のような人から「ダメだよ」と言われK32を断念。ルート変更を余儀なくされた。

Bグループが反対周りで上ってくる来るK220を下る。「もうすれ違ってもいい頃だ」と思っても道はまだまだ続き、やっとようやく綺麗な隊列を組んで進んでくるBグループとすれ違った。そしてしばらくしてK64に入り大井川沿いに出た。車の量が多い。川根町の7-11で休憩。10:40。

「国道を行った方が走りやすいかも」という意見で家山の橋を渡りR473を行こうとしたら「通行止め」のサイン。K63に引き返した。交通量が多い感じがした訳だ。しばらく行くと、道はK77となり塩郷でK473へ入るところをやり過ごしてしまった。R362に右折する分岐も一人のサイクリストに気をとられてしまってそのまま直進。だいぶ先のトンネルの手前でH野さんが行き過ぎたことに気付いた。このままでは昨日のコースに行ってしまう。引き返してコンビニで休憩。

暑くなってきた。今度こそR362に入り小さな峠を越え本来来るはずだったR473と出合いの地点に来た。すると「通行止め」のサイン。行こうとしていたK263が通行不可。これで大きく西に迂回することが決まった。R362はしばらく緩やかな上り。元気のあるgonさんがいい調子で引く。しかし、なかなか上りが終らない。次第にBさんに疲れが見えてきた。H野さんも後方をユラユラしている。(後で計測したら)約10kmの上りで相当参ってしまった。下る。勿論漕がないといけない。暑い。途中にあったヨロズ屋さんの自販機で飲み物を求め、H野さん、gonさんはお店の人の好意に甘えてホースの水を頭からかぶった。

涼を得て、再び走り始める。道が広くなって、スーパー林道の入口を過ぎ川沿いを下って、K58へ左折する。小さな峠があって私が引いて上る。下って三倉の分岐で家山方面へ行こうとしたら「通行止め」のサイン!そばの自販機前で休憩。ルートの相談。こうなったらずっと下ってからK81、R1で行こうということになった。

向い風をgonさんが引く。10kmほど進むと市街の趣が出てきた。天竜浜名湖線のガードをくぐり、どこぞの小学校のカドを左折してR81に入った。この時重大な失敗をしていた。左折する直前にあったコンビニで休憩していれば。。。

K81は北側に新東名、南側にR1とこの2本に挟まれた形で東西に走っている。車の通りはまるで少なくバイクは走りやすいが、人家もほとんどない。遠州灘に向かってあたかも南アルプスという大樹が大地にその根を張り出しているような地形だ。小さい丘を越えていかなければならない。3つ目くらいの丘に取り付いて勾配が急になった時、gonさんがアタックするかのように前にでた。「そこで行きますか!」というようなパンチ炸裂。Bさんは先ほどからハムを気にしていたし、H野さんは距離が伸びたことでダメージが溜まっていた。

下ってしばらく平坦部を走ると、新東名が見えてきてH野さんが「やっとここまで来たか!」とこぼしたので、私は「もう少しなんだ!」と思った。トンネルが見えて、ここを通り抜けたら大地の向こう側!という期待が増した。ところが、これに一杯食わされた。トンネルは上り坂、道はどんどん山奥に入っていく。一度は4人揃ったが、上りが続きgonさんに「ついて来なれなくなっちゃいましたよ」言ったが、私もいつまでも一緒に走っていられる力は残っていない。つづらの坂道を上る。もうR81は名前のついた単なる林道状態。トンネルからもう20分くらい上っている。山中に分岐があって、左折する。でも気配ではgonさんは直進してしまった感じがした。Bさんがやってきて先に行ってもらった。H野さんがやってきて一緒に上る。左手前方の山腹にガードレールが見え、「あそこまで上るのか?」と思ってしまった。峠まで着くとBさんが脇の林道(ガードレールは林道だった)の出口で待っていた。「gonさんは?」携帯は圏外。しばらくするとgonさんが上ってきた。

4人揃って下る。林道状態がだんだんと道幅が広くなり、人家も見えてきた。この時になって初めて隣を走るH野さんがこめかみに指を当てているのに気がついた。20分くらい下り国道に出た。4時を過ぎていた。mini-stopを発見して入る。ザルソバを食べた。4人ともこういうものしかノドに通らないって感じだった。

しばらく休んだ後、出発。大井川の堤防に出て橋を渡る。藤枝まで10kmの標識。車は流れている。このままR1を進むことにした。5時を少し回ってホテルに到着。お疲れ様でした。



待っていたBグループも揃ってみんなで夕飯に行くことになり、「6時集合」になった。あと45分しかない。ゆっくりシャワーが浴びれないなぁと思っていたら案の定、私は5分遅れてしまった。

駅まで歩いたが、11人揃って入れる店が見つからず、バラバラに食べることになった。西友に行き食事を調達し、買い物をし、ホテルに戻った。今日の反省をしながら、H野さん、husserlさんと一緒に食べた。


この日の反省

普段、いつもチームメイトと一緒に練習で走っていて、走りのスキルを学ぼうと努めて来た。一方で、レースの反省ではレースの中の周りの選手の状態を事細かに観察し語るH野さんやgonさんの話を聞かされてきた。今日はというと4人で走っていて練習中のチームメイトの状況を観察しなければいけなかったことを思い知った。気配りが足りなかった。思いやりに欠けていた。チームとしてまとまってホテルに戻ることが大事なのに他の人のことを考えていなかった。周りが見えていなかった。成長しなければならないと思った。


この日の距離: 174.87 km
タイム: 6:23:21
平均ペース: 2:12 min/km
平均スピード: 27.4 km/h



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