一言にサンカと云っても様々なタイプがあったと思われますが、
代表的なサンカとは戸籍を持たず、定まった所に定住することなく、竹細工と川魚などの狩猟、
山の恵みの採取を生業として、人目の付かぬ 河原などに瀬降り(独自のテントのようなもの張り生活を、
すること)時折人家近くにあらわれては、主に農作業で使う箕などと穀物や野菜、時には、
お金と交換し、季節と共に違う場所に移動する生活をしていました。
近代日本にあっても戸籍を持たず、縄文からの長きに渡って培われた。
自然を愛し共生する精神性の高い、また自発的貧困とも言える質素、簡素、素朴な霊性の高い
生き方をしていた方達と思っています。
続く
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