さて今日は、私、北村の担当したグループの練習についてのお話です
今回私が担当しましたのグループの練習科目は
あなたも大好き、私も大好き、みんな大好き『ヘッドスリップ』の巻!
・・・っておちゃらけた話はさておき
遠藤先生からもきちんと説明を記載するように言われましたので
冗談抜きでの解説をしたいと思います
アマチュアボクシングはプロの試合に比べてボディーワークと呼ばれる動作は少ないです
いわゆるダッキング、ウィービング、スウェーバックなどです
・・・などですと言われてもこれらの動作はほとんど教えていないので『いわゆる』と言われてもピンとこないかもしれませんが
上半身の動きでパンチを避ける技です
頭でUの字を書くように上下させたり、上体を斜めや後ろに倒して避けたり
・・・って書いただけで
ちょっとした誤解が生まれてしまうんですね
誤解というか、夢を持たせるというか
私はあんまり見たことがないのですが、
ボクサーにあこがれる方の中には
歴代の外国人スター選手を見て『おぉ!カッコいい!こんな風になりたい!』と思われる方が少なくないはず
で、そのイメージから
ダッキングやウィービングやスウェーバックを
『足を使わず、ガードも下げて、上半身の動きだけで』やってしまおうとするのです
さて、想像して下さい
足はそのまま、上半身だけ前後左右に振っている姿
身体の固い人の前後屈みたいじゃないですか?
(それはさすがに言いすぎか・・・)
後ろの手ストレートで比較すると話が分かりやすいですね
身体の軸をブラさず、後ろの足の蹴りが腰の回転を生んで、しっかり回転した時に拳をギュッと握って肩が返る
その時前の足は後ろの足の蹴りに負けないように、両太ももを中に絞るように
さて、比較
上半身だけを前後左右すると、当然のごとく軸はぶれます
また、下半身の力と上半身の力が分散されます
そして、上半身のぶれがあると、足は自由に動くことができなくなってしまうのです
・・・で、ここまではいつもの私の話
今回は
では、ヘッドスリップ、ダッキング、ウィービングはやってはいけないのか?
を追求します(前置きが長かったですね)
答えを言うと、やります
むしろ必要だとも言えますし、実際私のシャドーにはダッキングもウィービングも入ってます
というのは、頭は最大のヒットポイントですよね
それは、やはり、同じところにあるよりは、動いた方が的とするのが難しいのです
ただし、です
ヘッドスリップ・・・という名称をしておりますが
この動作は『足』で作ります
連打の練習までやっている方は、
前の手ボディアッパーからの前の手上フックを思い出していただけると分かりやすいです
前の手側の身体をギュッと締める
この時頭は斜め下にシフトしますが体重が前の足に傾いたり、頭が膝よりも前方向に出ることはありません
ポイントは『膝』と『腰の回転』です
膝の動きで腰が回転して上半身の動きを作るのです
それはつまり上半身と下半身が別々な動きをしてはいけないということです
あ、もちろん、肩を入れる、背を丸めるなど
ストレートの打撃系とは異なる動きも出てくるので・・・膝のみ!というわけにはいきませんが
と、いうことで、ヘッドスリップの練習は経験の浅い方には教えていないのです
ただ、ここまで書いていくと・・・逆にきちんと教えないといかんなぁ・・・とも思うのでした
もっと詳しく知りたい!という方はいつでもお声掛けください
そしてひとつ付け足すとスウェーバックだけはやめておいた方がいいです
日本人の身体には向いていません
今回私が担当しましたのグループの練習科目は
あなたも大好き、私も大好き、みんな大好き『ヘッドスリップ』の巻!
・・・っておちゃらけた話はさておき
遠藤先生からもきちんと説明を記載するように言われましたので
冗談抜きでの解説をしたいと思います
アマチュアボクシングはプロの試合に比べてボディーワークと呼ばれる動作は少ないです
いわゆるダッキング、ウィービング、スウェーバックなどです
・・・などですと言われてもこれらの動作はほとんど教えていないので『いわゆる』と言われてもピンとこないかもしれませんが
上半身の動きでパンチを避ける技です
頭でUの字を書くように上下させたり、上体を斜めや後ろに倒して避けたり
・・・って書いただけで
ちょっとした誤解が生まれてしまうんですね
誤解というか、夢を持たせるというか
私はあんまり見たことがないのですが、
ボクサーにあこがれる方の中には
歴代の外国人スター選手を見て『おぉ!カッコいい!こんな風になりたい!』と思われる方が少なくないはず
で、そのイメージから
ダッキングやウィービングやスウェーバックを
『足を使わず、ガードも下げて、上半身の動きだけで』やってしまおうとするのです
さて、想像して下さい
足はそのまま、上半身だけ前後左右に振っている姿
身体の固い人の前後屈みたいじゃないですか?
(それはさすがに言いすぎか・・・)
後ろの手ストレートで比較すると話が分かりやすいですね
身体の軸をブラさず、後ろの足の蹴りが腰の回転を生んで、しっかり回転した時に拳をギュッと握って肩が返る
その時前の足は後ろの足の蹴りに負けないように、両太ももを中に絞るように
さて、比較
上半身だけを前後左右すると、当然のごとく軸はぶれます
また、下半身の力と上半身の力が分散されます
そして、上半身のぶれがあると、足は自由に動くことができなくなってしまうのです
・・・で、ここまではいつもの私の話
今回は
では、ヘッドスリップ、ダッキング、ウィービングはやってはいけないのか?
を追求します(前置きが長かったですね)
答えを言うと、やります
むしろ必要だとも言えますし、実際私のシャドーにはダッキングもウィービングも入ってます
というのは、頭は最大のヒットポイントですよね
それは、やはり、同じところにあるよりは、動いた方が的とするのが難しいのです
ただし、です
ヘッドスリップ・・・という名称をしておりますが
この動作は『足』で作ります
連打の練習までやっている方は、
前の手ボディアッパーからの前の手上フックを思い出していただけると分かりやすいです
前の手側の身体をギュッと締める
この時頭は斜め下にシフトしますが体重が前の足に傾いたり、頭が膝よりも前方向に出ることはありません
ポイントは『膝』と『腰の回転』です
膝の動きで腰が回転して上半身の動きを作るのです
それはつまり上半身と下半身が別々な動きをしてはいけないということです
あ、もちろん、肩を入れる、背を丸めるなど
ストレートの打撃系とは異なる動きも出てくるので・・・膝のみ!というわけにはいきませんが
と、いうことで、ヘッドスリップの練習は経験の浅い方には教えていないのです
ただ、ここまで書いていくと・・・逆にきちんと教えないといかんなぁ・・・とも思うのでした
もっと詳しく知りたい!という方はいつでもお声掛けください
そしてひとつ付け足すとスウェーバックだけはやめておいた方がいいです
日本人の身体には向いていません
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