WASEDA CLUB ボクシング教室日記

早稲田大学内で行われています子供ボクシング教室の様子をお伝えします

10月13日

2013-10-14 17:27:24 | 日記
10月8日を最終日に
東京国体ボクシング競技無事終了いたしました
遠藤先生と北村は国体スタッフとして仕事していましたことから、先週は石田先生お一人での教室になってしまい
申し訳ない限りです

おかげさまで本当に人数も増えて、体力も経験も様々な方がお集まりいただいているので
出来る限り、その方に合った項目を練習できるといいのですが
お一人で見るのはやっぱり大変でしたでしょう(言い回し的に上から目線っぽくなってしまいましたが決してそんなつもりはありません。文章力不足猛反省です)

新しい方もこのブログをご覧いただいていると思うので
再度教室についてお話しします

ワセダクラブの練習は教室形式です
水曜日はちょっと違うのですが

一般のジムさんとは違います
良い悪いはそれぞれですから、批判とかではなくて、違うというだけ

練習生数人と(時にはマンツーマンで)教える側で組みます
この時、それぞれのグループの方の経験度や体力を考慮して、その度に遠藤先生が組まれた練習メニュー段階表
(スミマセン、遠藤先生、あの表はなんて呼べばいいのか今度教えてください
から今日のメニューを選びます

ボクシングは『撃って、撃たれない』ことが大事なのだと
以前審判試験の時にその当時の偉いお方に教えていただきました

結局そこに帰結するのであれば、要は基礎とか型とかなくても強ければいいじゃん
・・・という考え方もあるかもしれませんが
ボクシングに限りませんけど
きちんとした構え、打ち方、避け方を覚えなければ強くならないものです

なので、徹底して基礎を練習します
そのアプローチは型からだったり、筋肉への意識づけだったり、打ち込みだったりしますが
求めているのは基本に忠実な動き方

・・・ただ、最近、気づいたんですよね

多分、アプローチの方法が下手だったからかも・・・と反省しているのですが

概ねワセダクラブの練習生の方は真面目です
だから週1の練習でもこれだけ成長が早いのだと思うのです
本当に真面目

だからこそ・・・教わったことをひたすら守り通す・・・というか
初心者へ教えることと上級者へ教えることで
教えたい内容は同じでも、教えかた、つまりアプローチ方法は違ってきます

ともすると、『先月言ってることと反対なこと言ってる?』と思われることもあると思います
(余談ですが北村は個人的にマギャクという言葉が嫌いです。こういうこと言うと天邪鬼とか言われそうですが)

ステップなんかが如実でしょうか
最初は『前の足を出してから後ろの足を引く』
その次に『後ろの足の引きが遅い、引きつけるというより、先に後ろの足で蹴る』
と変化してたりします

これは最初は『後ろの足が先に出て足がそろうことの無いように』からくる注意で、一番最初の体験なんかで教えます
次に『後ろの足がその場に残らないように』という注意になり『歩幅は常に一定』(もっと細かく言うと常に一定でもないんですが)
最終的に前の足を踏み出すために後ろの足で蹴り出すと早いステップインとなる
蹴り足の角度によって動く方向が変わるのは(前進とサイドステップは同じ方向に蹴りませんよね)そのためです

最初に教えたことを忠実に守って練習されるのは本当に素晴らしいとも思うのですが
真面目なことを非難してるわけではなくて
今まで良いよと言われていたことが、急にダメになったとしたら
自分は以前より上手くなって、前の練習方法や動き方から脱皮する時期に入ったんだな
と思っていただくといいな、と思います