WASEDA CLUB ボクシング教室日記

早稲田大学内で行われています子供ボクシング教室の様子をお伝えします

6月2回分とMちゃん演技競技

2014-06-28 14:27:22 | 日記

コサカジムさんから大学生Yちゃんのスパーリングに女子選手がいらしてくださいまいした

ちなみにこのコサカジムさん、
秋ごろ行う予定のスパーリング大会にご招待予定のジム様だそうです!
あ、なんか、心沸き立ってきちゃいました

さて22日に行われました東京都オープン戦
ジュニアアスリート出身Mちゃんが演技競技に出場しました

前にも書いたかもしれませんが、この演技競技というのは
女子と小・中学生にしかない競技です

以前は空手の演舞的な思いもあったのかもしれませんが
はっきり言うと実戦出場のためのテストみたいなものです
・・・そういえばワセダクラブもしばらく試験していないぞ・・・これはいかん

足さばき、打撃、防御
これらが実戦に出場してもいいくらい出来上がっているのかを見ます

正直、合格したら実戦で勝てるというものでもないのですが
実際不合格になる方にはそれなりの理由があります

特にワセダクラブ教室的な意見を言えば、防御です

きっちり打てなくても試合に出て怖いこともないのですし
実際デビュー戦などは距離感がつかめず空振りすることもしばしばです

でもですね、防御はできないと困る
だって撃たれちゃったら危ないから
それに、防御がしっかりしてないと、選手自身が『怖い』って思ってしまうことから
撃たれる前からすくんでしまったり、体が後ろに傾いたりするのです

話は戻ってMちゃんですが
緊張してましたかね?
防御のテストのときはちょっと動きが硬かったかなぁ・・・という印象で

でもシャドーとバック撃ちはかなり良かったです!
私は個人的にMちゃんの後ろの手ストレートボディがすごく良いと思っています
ぜひ機会があったらMちゃんのシャドーを見てみてください
そのボディストレートがきっちり決まってました!

さて、次は実戦ですね・・・とここで問題が・・・

ボクシングの競技人口は、特に女子は本当に少ないのです
私も相手を探すのに本当に苦労しました
今、お手伝いしてくれているYちゃんもなかなか試合に恵まれない

そんな中ジュニアとシニアが対戦することが禁止となったしまったのです
つまり大人のライトフライ級がいても組めないのです

なんとか機会に恵まれてほしいなと切に願うのでした
あ、あと、大学生になって復帰したNNちゃんも!
あ、そして今中々来られないでいるIちゃんも!

ん・・・そういえば、
試合には出ないですがTさんやIさんやAさんと
おっと、うちは意外と女性層に恵まれているぞ

6月7日

2014-06-14 17:31:44 | 日記
時系列を無視して、そして私事なんですが
本日(6/14)久しぶりに試合の審判に行ってきました

どのくらい久しぶりかというと・・・色々ルールが変わっちゃっているくらい久しぶりで
いやぁ、めちゃめちゃ緊張しました
試合してる本人達が緊張してるのはわかると思いますが
レフリーってのも結構緊張するのですよ、意外と

さて、練習の話に戻って
今回は連打パターン、よくコンビネーションと呼ばれているものです
対面で攻撃・防御での練習です

コンビネーションというと大げさというか、超高等技術っぽい雰囲気になっておりますが
要は、沢山手を出せということ
せっかくジャブが当たる位置に入ったのに、そこで終わるのはもったいないぞー
というお話

ワンツーまでは結構防御ってできるんですよ
でも、意外とワンツーの防御ができるとそこで安心する、油断する
で、サン、ヨン、ゴー・・・と相手が打ってきて、防御も対応しきれなくて態勢が後ろに偏って逃げられなくなって撃沈・・・

あぁ、なんだか心が痛くなるようなシチュエーションだわ

ワセダクラブではダッキングやヘッドスリップは
教えないわけじゃなくて、ちゃんとSTEPメニューには入っているのですが・・・
あんまり使用しないようにしてます

遠藤先生がお嫌いだから
私も嫌いだし

嫌いというと語弊があるかも
単純にチャラチャラしてて嫌い!とかいうのではないのです

まずはバランスを崩すこと
バランス崩したら、足が動かなくなります、そしてパンチ打てる範囲が狭くなります
これは致命的!
相手の打撃の射程距離内で止まってしまっている状況なんです

特に後ろに体重が偏ると・・・考えてみてください
普通に考えても前後屈の後屈状態って、人が立っていられる状況じゃない

そうやって一発目を避けても2発3発は無理がありますよね

て、やられる側の心理に詳しい北村は話が連打する・・・から連打される、の話になってしまいましたが
逆にいえば、2発では意外とチャラっぽいダッキングやヘッドスリップでも逃げられてしまう
とも考えられますよね

連打パターンは人によって得意なパターンと苦手なパターンがあります
Tさんは上下からの上フックが上手いしSさんのストレートのワンツー・ツーワンは、ほんと、これ使える!って思いますし
この前のスパーでIさんが前の手ジャブ・フック・右ストレートが決まってた

色々試していきましょう
その中で相性のいい動きができてきます
そして、苦手な動きも、練習していけばできるようになります

ひとつ、連打の練習の注意点は『そのパターン部分のみ抽出しないこと』です
つまり、連打パターンには前後のストーリーが当たり前にあって
近づく、ジャブで入っていく→→→からの連打です

そして打撃後はどうするのか、これも重要
それを考えながら、また練習していきましょう!

5月31日

2014-06-08 14:44:13 | 日記
このgooによるブログランキングというのがありまして、gooというサイトに登録しているブログの順位みたいなものなのでしょうが
ワセダクラブのボクシング教室日記は 27964 位 / 2027185ブログ だ、そうです
高いんだか低いんだかよくわからなかったりするのですが・・・
ともあれ大勢の方が見ていてくださっているのだと、感謝しております(ならば更新早くせい!って声が聞こえてきそう・・・)

さて、5月最終週!お待ちかねのマス・スパー大会です!
(しかし、動画取りながら、これだけ写真も撮られていて、一体どんな神業を使えばこんなことができるのだろうと
M様の魔法のカメラにただただ驚愕です)

参加者の方も多くなり、皆様レベルアップが著しいので
しっかり見ておかないと、と今回は心から思いました

えぇ、勿論、Sさんのダウンでございます
丁度打ってきたJ君のパンチが突っ込んでいったSさんの顎にヒットという状態
で、Sさん、ゴローン(ドーンって感じじゃなくほんとにごろーんって感じでした)

試合だとKOってそこそこあるのですが
練習中に発生すると焦りますね
Sさんがひっくり返るとき、わーーーって声が出ちゃいましたもん

ところで、北村、Sさんの介抱に行くのがちょっと遅れたんです
何故か

Sさん倒れた瞬間に思わず『ワン・・・』ってカウント呟いちゃったんです
で、頭の中で『ワンって・・・この場合カウント省略だろ』ってなって
いやいやいや!カウントとかの話じゃなくて、介抱せねば!
この間恐らく10秒ほど

で、出遅れました、すみません

また、HさんとIさんのスパーではIさんのパンチが効いた!って場面がありました
2回です。本来2回目はやはりちょっと止めた方が良かったな、と後悔してます
例え残り5秒でも

さらにこのスパー後Iさん、目が腫れてしまったそうで
そこは気付かなかったのです

一番最後の組み合わせTさんとHさんのマスも見ているのが辛かった
最初はマスなんだけど、途中から(多分どちらかのパンチが当たったのではないかと推測します)
ガチスパーみたくなって
最後は異種格闘技みたいな雰囲気になってしまってきて
何回ストップしたか

とはいえ、この競技、周囲の人間のできることは限られていて
実際気を付けなければいかんのは競技者本人な訳でして

昔教わったコーチの言葉を思い出します
『お前の大事な頭と体はお前自身が守るんだ』と
心の隅に留めておいてください