WASEDA CLUB ボクシング教室日記

早稲田大学内で行われています子供ボクシング教室の様子をお伝えします

11月23日

2013-11-26 19:06:18 | 日記
・・・と、その前の週の分もです、写真は

その前に・・・この翌日、東京都のオープン戦があり
いつもおお手伝いしてくれている大学生の選手の方、4名、試合でした!

参加したうち3名の方が勝利
その中でもA君は見事なTKO勝ちでした

多分個々の選手は選手なりに、指導にあたってる遠藤先生も見ていた皆様も思うところはあると思います
試合で重要なのは単純に勝ち負けじゃない
今まで練習してきた成果をどれだけ出せるかなのだと北村は思うので

この試合が彼らの糧になればいいなぁ・・・と思ったりするのでした

さて、練習にもどって
23日の練習は二組に分かれまして
基礎組と経験者組、北村は経験者組を担当しました

人数が多くて良いのはペアトレーニングの相手を色々入れ替えられることですね

いつもの相手だと癖がわかるし、自分の動きも読まれちゃって新しいチャレンジが出来なかったりします

練習なのでレベルに差があってもいいんです
危なくないように、ちゃんと見ています(イコール、指導者の見てないところでのマス、スパーはやらないでください)

差がある場合の練習方法ですが
自分より上の人と対戦するときは・・・遠慮なく胸を借りましょう!
まぁ、これは、そりゃそうだよな、って感じですがなかなか難しい
下手に寸止めとか思わないように
ちゃんと当たる距離感を考えて動いて行って下さい

自分より経験の浅い方と対戦するとき
これは、絶対!!!!油断しないこと!!!!
これ、最大の注意です

そのうえで、色々試して下さい
いつもシャドーではできるけど対人間になるとできない、飛び込んでフックとか
上下上のストレートや
パーリングからの回り込み

撃つこと、というか、相手にダメージを与えることを重視するのではなく
撃てる体制、撃てる位置、防御からの攻撃という流れを練習してみる、というイメージです

ただし、相手はがっつり打つ気満々に来ているので
実際の防御はがっちりしてください!
格下だとか思ってチャラいボクシングすると危ないです

ところでマスをやりだすと、今まで静止位置で防御していた行動が一旦無意味なくらいな気持ちになります
パーリングしても、ブロックしているつもりでも、何故かボコボコにされます
タッチボクシングでも同じですね、自分は当たらないのにやたら触られまくるとか

落ち込まないでください
今までは、止まっていた、だからです
今までは、一発か二発だった、だからです

一足飛びに上手くはなりません
まずは止まった位置で、パンチを止められること
次には動きながら、分かっているパンチを止められること

さあ、この二つができれば、『よく見て』さえいれば動きながら連打されても何とかなります!
ボクシングなんて、一回に一発しか来ないんだ(必ず打つ時は片手だけ前に出しますよね)
って、東京都ボクシング連盟理事長が言ってました

・・・と、言いつつ、前回人数が奇数だった関係でIちゃんのパリ、ブロックの相手をしましたら
全然見えなくなっている(パンチを見るのは慣れです!久しくさぼっていたらついていけなくなっていた

水曜日、ちゃんと練習しようと心に誓うのでしたorz

前回の記事で、小西様、コメントありがとうございました!
そうそう、ダウンとってニュートラルに行くと、大概みんなコーナーに腕をかけてちょっとエラソーにしちゃあ、怒られてます(笑)
あれって、レフリーが注意するのにカウント止めちゃったりするんです
そうすると、休ませている選手(アマチュアのダウンはポイントにならなくて、休ませるためなんです)が8秒より長く休むことになって
しまうんですね
なので『なんだよ、うるせーな』と思っても、神妙な顔して気を付けしていた方が良かったりするんですよね
・・・って審判としてのコメントじゃないか

Sさんの試合と11月9日

2013-11-18 20:24:38 | 日記
大田区ゴールドジムで行われました『大田区ボクシング大会』に出場したSさん!

かなり良い動きをしていたところはあったのですが・・・残念ながら負けてしまいました
今回Sさんの試合運びは、練習の中でのSさんの良い面とこれから改善したいと思っていた面
両方が顕著に出ていましたね

試合後の水曜日の練習は遠藤先生とSさん、じっくり試合の映像をみて
みっちり個人トレーニングに励んでました(=^・^=)

IちゃんからSさんと試合が続きましたので
試合のマナーについてお伝えします

ボクシング出場選手は朝が早いです
当日朝(大体9時とか10時)に集合し、検診計量を行います
場合によっては前日の計量もありますが、地方大会はたいてい当日の検診計量です
で、もって競技開始はその検診計量から3時間後に行われます
規則で、検診計量から3時間あけないといけないとい決まっているのです

軽い順から競技は行われます
ちなみにSさんはライトウェルターでしたので出番まで6試合くらいあった気がします

いざ試合
リングに上がった選手をレフリーが服装のチェックをし、
その後両選手はリングの中央に集められます

レフリーから反則をしないようにと注意を受けた後
両選手、握手します。お互いのグローブを合わせるやつですね
個人的経験から・・・これがちゃんとできない選手の試合はレフリーやっていると、ろくな目にあいません
で、ここがポイント!
握手は競技規則で決まっているのです
『試合の始まる前に握手をしなくてはならない』そして『それ以降終了まで握手をしてはならない』

プロの試合でよく見る、ラウンドごとにグローブを合わせる、あれ
アマチュアではルール違反なんです(@_@;)

ラウンドはジュニアルールで2分3ラウンド
シニアルールで3分3ラウンド、先日書きましたが女子は2分4ラウンドです

全ラウンド終了しましたら、選手はグローブやヘッドギアを脱いで、再度中央に集まります

最後にバンテージをチェックされて
(どこぞの試合で最後のチェックをしたら、手のひらに絆創膏を貼っている選手がいました
残念ながら、その場で失格です。バンテージを規定外のものをしていも失格です。例え試合の点数で勝っていても!)

アナウンサーが結果をコールしますとレフリーが勝者の手を上げます

さて、ここからが重要!!!

勝った選手、喜んではいけません(負けた選手を思いやってね、という話)
もちろんガッツポーズもダメです

両選手は最後の握手をして
相手側のコーナーに行き、相手のセコンドに『ありがとうございました』挨拶します

そして審判のかたに礼をしてリングを降ります

長々と何が言いたいのかというと
アマチュアボクシングは挨拶に始まり挨拶で終わる
対戦相手に礼を持って接する

この部分は私が(最近イヤダイヤダ言いながらも)アマチュアボクシングを続けていて
私がこのスポーツが好きな理由なのかと思っています

さて、24日の日曜日はまたしても試合で
今度は東京都のオープン戦

ワセダクラブをお手伝いしてくださっている大学生のみなさんが出場します
場所は北区王子にあります『駿台学園高校』です
お時間ある方は是非応援にイラして下さい

2回分の練習写真とIちゃん試合

2013-11-04 12:23:56 | 日記

10月27日Iちゃん東京都女子選手権大会に出場しました!
減量と練習と、社会人だからもちろん仕事もある中で
頑張ったっと思います
結果として負けてしまったのは残念ですが
ちゃんと理由があっての負け
これを土台にさらに頑張ってほしいと思います

そんなこともあって、ブログがだいぶ滞っていました・・・(って試合のせいだけじゃないんですけど)
Mさまからいただいた写真も二日分で
おそらく一日分くらい自分のメールボックスの中に埋もれているかもしれません
すみません、M様、皆様

前回のブログの続きですが
経験や上手さによって指導方法が変化する点
その最もたるのはやはり『構え』

遠藤先生が話されたことですが
早稲田大学ボクシング部高橋監督が仰った名言
『正しいフォームはボクサーの宝である』(微妙に違っていたらごめんなさい)

さて、正しいフォームとはどんな構えなのか

私はこれを固定で考えない

もちろんセオリーはある
基本ですね

肩幅に開いて左足(サウスポーは右足)を一歩前に(その状態で自然と体は相手に対し斜めになる)
膝は軽くゆるめて後ろの足のかかとを少し上げる
後ろの手の拳は軽く握って鼻の横
前の手はやはり軽く握って目の高さ
脇をあけない、肩に力が入らない、顎を引く

あ、こうやって書き始めちゃったらきりがないですね
要するに攻撃にも防御にもすぐ対応することが大事

基本は忠実に
ただ、思うのは
例えば前の手の位置や足の開き具合

これは相手との位置関係で変わってくるし
個人個人の戦い方にもよって変わってきます

前にも書いたかと思いますが、私は皆様のシャドーやマスを
ジィィィィっと見ます

時々視線に気付いて『え何見てんの・・・ヤダなぁ』という顔をされますが
そこは気付かないふりをしてジィィィィっと見ます

一言で言ってしまうと粗探しなんですが

この人のこの時に打ち込めば当たるな、とか
この人が相手だったらこう攻めようとか考えてます

逆を言えばその部分を直せば打ち込まれなかったり、かわせたりできるんじゃないかと思うわけです
なので少々嫌だなぁと思っても我慢して見られててください

自分は試合に出るわけでもないし、スパーもマスもごめんだわ
という方もいらっしゃると思いますが
戦うことを想定した技術を持って行うシャドーは本当に美しいです

ぜひ本当にカッコいいボクシングを身に着けていただけたら嬉しいなと思います

あ、もちろん、試合に出られる方はぜひぜひチャレンジしていただきたいです

11月10日大田区大森ゴールドジムにて行われます
大田区ボクシング大会にSさんが出場します
大田区大会なんて限定してる感がありますが、かなり大きな試合です
ぜひ応援にいらしてください