WASEDA CLUB ボクシング教室日記

早稲田大学内で行われています子供ボクシング教室の様子をお伝えします

3月23日

2013-03-24 16:35:37 | 日記
今日はなんと
遠藤先生お休み、そしてM様もお休み

・・・困りました
一応携帯で写真撮りましたが、ボケボケで、
しかも途中から撮るのを忘れて4枚しかありません

遠藤先生へ報告もかねて・・・

今日まで自衛隊体育学校で合宿をしていた早稲田大学ボクシング部様
ご指導で参加された石田先生が『自衛隊仕込み』の練習を教えてくれました
バランス崩しや距離感をつかむ練習など
今後も練習に取り入れていきたいスゴ技でした

基本のフットワークの後は
いつもより人数が少ないこともあって
経験者組も基礎練習組も一緒に基礎の練習をしました

ストレートに対してバックステップで避ける又はサイドステップで避ける
これはアマチュアボクシングの女子演技競技(実戦に出場できるか試験のようなもの)
にも項目としてあります

ステップ後すぐ反撃できる体勢であること
パンチを避ける、というより、そちらの方が重要なんです、実は

ほぼ、ステップのことばかりだった練習でしたが
最後に石田先生が嬉しい一言

『自衛隊の練習で金メダリストの村田君も参加していたのだけど、
指導している内容はほとんど遠藤先生や北村先生が毎回、口を酸っぱくして指導していることと同じ』
だそうです

指導方法は色々あるし選手の方の戦い方も色々あるけど
基礎となることは一緒なんですよね
そういえば国体合宿なんかを見ていても、指導の基礎は確かに一緒でした

さて、次回は検定試験です!
前回参加された方もされていない方も、チャレンジしてみてください

遠藤先生も北村もアマチュアボクシング公認審判員ですからね
実際の競技と同じくらいの目で採点いたしますよ!

3月16日

2013-03-23 09:39:32 | 日記
今日はお手伝いの学生さんが多かったですね
お忙しい中、感謝です

彼らは現役選手ですから、色々教わることも多いですよね

とはいえ・・・
なぜに学生さんが多いのかといえば、お手伝い役の引き継ぎということを示していて
ちょっと寂しくも感じてしまったりするのでした

まぁ、試合などで会う機会はあるのですけどね、私なんかは

さて、先日コアトレーニングの資料を買ってきました

EXILEのトレーナー監修、という一般向けの本ですが
練習に取り入れるのならば専門書よりその方がわかりやすいかな、と思いまして

体幹というものは非常にどのスポーツでも大事なもので
ボクシングにおいてはよく『手打ち』という言葉がでてきます

手打ち・・・つまり、腕の力だけでのパンチです
要するに良くない打ち方

格闘技は恐らく全般に言えるのかと思うのですが
全身の力を使わないと威力がありません
ボクシングの打撃においても、腕だけの力に頼った打撃は相手にダメージを与えられません

実際に打たれてみるとよくわかりますが、危険なので実験しないでください

ミットがわかりやすいですね
体験としていらした方のミットを持ってみると、体格の大きな男性でも、さして負担は感じません
ですが、我がワセダクラブのホープNNちゃんや試合にも出場したSさんのミットは
・・・後日筋肉痛です(しかも翌々日

全身の力を使った打撃を打つためには
やはり体幹の使い方を知る必要があると、しみじみ思うのでした

あ、今、いかにも最初から北村が思ってました・・・的な話の進め方ですが
体幹トレーニングの本を探してきて、と、
体幹トレーニングについて話を持ち出したのは遠藤先生です

話はそれますが、ワセダクラブの先生方は、多分平日でも練習のことをしみじみ考えてるんだろうなぁ
と・・・本当にボクシングバカ(失礼!)だなぁと、ちょっと微笑ましく思っています

で、体幹トレーニング
今日は練習の最後にサーキットトレーニング形式で取り入れてみました

学生さんも大学の練習後なのにお付き合いありがとうございます

一見するとなんだか怪しい宗教集団のように見えて笑ってしまいましたが
(隣のレスリング部の方も怪しいとか思ってそうでした)

結構きついと思います
キツイということは、普段使ってない筋肉だから・・・ということでもあります

とくに『お腹が出てきちゃって・・・』
的なお悩みには有効です
・・・って書くと、俄然やる気になってきちゃったりしませんか

というわけでEXILEを目指して体幹トレーニング頑張っていきましょう!
(あ、目指す方向が変わってしまった

3月9日

2013-03-17 10:54:51 | 日記
最近あまり言わなくなりましたが
練習生の皆様に『歩いてください』と言ってます

運動不足解消とか、そんな意味ではなくて
歩くことで身体と会話していただきたいのです
歩いているとき、体のどの部分に力が入って、どの部分を使っているのか
感じていただきたいなぁ・・・と思うのです

私も運動神経の良いタイプではないので
運動神経の悪い方の気持ちはよくわかります
自分の身体と沢山会話していただいて、身体の動かし方を意識してみてください
運動が苦痛じゃなくなります(って、ワセダクラブに練習にいらしてる時点で運動嫌いな方じゃないですね!失礼)

ちなみに若返りホルモンといわれる成長ホルモンは
ちょっとキツイかな・・・という運動で促進されるらしのです
なので、ワセダクラブの『ちょっとキツイ』練習は若返りの秘訣です

さて、今日の練習は久しぶりにマスを行いました

といっても条件マスで、攻撃のみと防御のみ、という設定

ここで、オープン戦にも出場したSさんが驚異のフットワークプレーで防御してました
見ていたK君も『カッコいい』と大絶賛!
皆様にもお見せしたかったすご技でした

とりあえず総当たりで組んだのですが
小学生H君とお手伝い大学生のS君

体重比率3.5倍(遠藤先生談)
H君、頑張りました

今回の条件マス、しみじみと見てますと
うん、皆様、かなり上手くなってきたなぁ・・・と思います

北村基準ですけどね、上手いってポイントは
きれいなストレートを打てること
きちんと防御できること
だと思っています

強いっていうのは・・・大事なんですけど、別の要素も必要なので・・・勢いとかね、気持ちとかね、志とかね
最終的には『強い』を目指しているのですが
技術を伴わない強いには限度があります
勢いと気持ちと志だけじゃ勝てないですよね、字面で追ってみても思うくらい

なので、ワセダクラブの練習としては
きれいなストレートを打つことと、きっちり防御できること
この二つを目指しております
そう理解していただけると、いつもやっている『よくわからない』基本練習も納得していただけるのでは
・・・と、思いますが、いかがでしょうか?

3月2日

2013-03-07 18:39:46 | 日記
前回、依然教わった練習方法やゲームなどで、一回きりのがあると申し上げましたが

逆にきちんと毎回行っている練習もあります
体操(当たり前か)とフットワーク3ラウンドです

1直線に前進後退を3分
大きく円に回るを3分
二人一組になって、小さな円を一周交替で回る3分

優しい石田先生は『これ、3分はキツイのでは・・・』
とご心配されます

手を抜こうと考えれば(特に前進後退などは)いくらでも楽できますが
とはいえ、根本的にきつい練習なのは重々承知です

でも、毎回やっているのは勿論理由があって

①スタミナ
いわゆる体力という意味ではありません
疲れていても、息が切れていても、ともかく3分やらなきゃ!の精神を
みんな一緒に(特に最後のペアで小さく回るのは)やっているとなかなか抜けられないことで
やりきることができるように・・・できなくても限界のもうちょっと先まで頑張れるように鍛えられます

②ステップへの慣れ
実はこのフットワークは、私が選手のとき毎回練習していたもの(なので、キツさは重々承知!)
結構うまくできてきたころに、その時のコーチに言われたのが
『昔に比べて今、ピョンピョン軽快に動いていけるのは、体力が追加たらじゃなくて、動きに身体が慣れたからなんだからね』
若干、その時落ち込みましたが

逆に考えると、動きに身体が慣れることができれば、同じ体力でも
素早く・沢山ステップワークができるということ
もう、歩いているよりステップしている方が楽勝♪なんてこと・・・・は、たぶんないでしょうけど

↓ちなみ、遠藤先生・・・何やってるんですか

以前は3分動けなかったのに、今は余裕・・・ってわけではさすがになくても
皆様、動けるようになってきてるんですよ
特にSさんは凄い!

さて、今回メインは二組に分かれまして
基礎組と応用組

石田先生と一緒に応用組担当しまして
今回はコンビネーションへの防御と防御からの反撃です

ここで、今更なんですが、『なるほどー』と思ったことがありまして
まぁ、実際は意識せずやってたことなんですけど

連打を受けるとき、防御側は若干のバックステップをしているケースがあります
ミットやペアトレーニングでは多い現象なんですが
・・・なんでか?
やってみた方、分かると思います

反撃しにくいから!!!
そりゃそうだろ、言われそうですが
実戦では連打されたら前に出るって方法もありますし
本当はいけませんけどホールド(抱え込む・・・反則です)プッシング(身体や腕で押す・・・反則です)
って方法もあります

つまり、何に目覚めたかというと
上手いバックステップは・・・相手との距離は自分が作る!
イニシアチブを取る重要な足さばきなんだなぁ・・・と

ちょっと前のバックスッテプ後ステップインワンツーもあったものですから、
今更とか言われそうですけど、しみじみ、バックステップの意義を確認しました

あ、ちなみに、この発見はこの日凄く動きの良かったTさんのフットワークから学びました
ありがとうございました




2月23日

2013-03-03 12:54:03 | 日記
大人と子供では一日の時間の長さの感じ方が違うと、前に何回か書いてますが
・・・最近一週間が早いなぁ、なんて
年取った証拠なのか、ブログ更新していなかった言い訳なのか

さて、2月初旬にH君と遠藤先生は東京都のジュニア強化合宿に参加されてきましたが
今回はそのなかで大うけだったゲームからスタート

H君によると『おばけ』というらしいのですが
予め指示された場合何をするか決めておく(指示者が上を指さしたらジャンプ、など)
二人一組で向かい合う→片方が指示を出す・もう片方はその指示に従う
従う方は待ち状態を中腰・足踏みで準備

なにが、どういう意味ならば『おばけ』なのか全く解らなかったのですが
皆様盛り上がったのは確かなようです
(遠藤先生は合宿時の子供たちのようにキャーキャーわぁーわぁー歓声が上がるのをご期待のようで、
『あれ、盛り上がりに欠けるなぁ』
なんておっしゃってましたが・・・さすがに大人が多いので、キャーキャーは無かったですが楽しそうでしたよ

さて、今日のメインの練習は、基礎の基礎に立ち返って
ジャブ連打+ワンツー

基礎なので、今回はまだ経験の浅い方も、選手として練習されている方も全員一緒に行いました

ジャブとストレートの差って
例えばジャブは早く軽く、ストレートは肩を入れて体の重みを入れて・・・とか
色々人によって思いや表現が違ったりするので、一口に説明するのは難しいのですが

シャドーやペアトレーニングを見ていて思うのは
皆様ジャブが足りないなぁ、ということ

ジャブなんて、ステップの度に打ってってもいいって思ってます
それは相手との距離を計ることができたり、攻撃のためのモーションを見せないことであったり
フェイントだったり、防御でもあったりと利用価値は相当です

例えば、距離感が悪いといわれた事のある方
身体がすぐ正面を向いてしまうといわれる方
前の手のガードが落ちていると注意される方

お心当たり無いでしょうか?・・・そういえばジャブ、打ってないかも、と

遠藤先生が指示されるシャドーで
この練習、素晴らしい
というものの一つが『前の手だけのシャドー』です

敢えて前の手ジャブ単発・二連打・三連打、そしてストレート
これだけでシャドーをする
この練習でジャブの重大さを見い出して欲しいと思います

遠藤先生といえば・・・
ここ最近、遠藤先生が色々新しい練習方法を考案してくださってます

両腕を揚げた人の腕の下をくぐってワンツーだったり
先週やった防御が下がったらステップイン・ワンツーだったり

その前にも、遠距離・中距離・近距離のフットワークとか大きな円を前後に刻むステップの練習とか
堀口先生やゲストで教えに来てくださった先生方もいろんな練習方法を教えてくださいました

・・・それって、結構、その会一回で終わってるよなぁ

せっかくなので、バックナンバーじゃないけど、今まで教えていただいた練習方法をまたやっていきたいと思います
やったことない方もいらっしゃいますしね

ちなみに、アップ代わりのゲームや一見ボクシングに関係なさそうな練習ですが
どのアプローチによって何がフィードバックされるか
結構わからないものですよ