WASEDA CLUB ボクシング教室日記

早稲田大学内で行われています子供ボクシング教室の様子をお伝えします

4日と11日

2014-10-12 17:10:13 | 日記
気が付いたら10月突入・・・なんて早いのかしら

もう、来月ですよ!!!
スパー大会!

って、その前に、来週ですよNNちゃんと学生Yちゃんの試合は!!!
お、さらにその後にはSさん出場予定の大田区大会!!!

YちゃんもNNちゃんも減量と練習頑張ってます

試合に向けて、となると練習はさらに厳しくなります
今、ここで手を抜いて、負けてしまうのは悔しいのです
試合一か月前なんて、本当に辛い

練習だけでも辛いのに
減量も重なって、私なんかは根性なしだったので
早く試合当日がきて練習しなくてもよくなりたい・・・でも体重が落ちない((>_
と、思い出したくもない日々でした

でも、既に何試合もこなしているYちゃんは勿論
デビュー戦挑むNNちゃんも、愚痴ひとつ言わず
本当に頑張っています

皆様是非応援してあげて下さい!

ボクシングの試合はワンマッチ形式トーナメント形式があります

ワンマッチというのは、例えばオープン戦や親善試合など
決められたその日にのみ試合を行う形式です

Sさんが出場予定の大田区大会などがそうですね
当日計量して、当日組み合わせが決まって
残念ながら相手がいなかったり、同じ階級のエントリー人数が奇数だった場合で運が悪いと
その試合そのものがなくなってしまいます

NNちゃん、Yちゃんが出場予定なのは
トーナメント形式
これについては説明はいりませんよね

大会名としては東京都女子選手権大会兼全日本女子選手権大会予選
となります

で、この試合
問題はボクシング競技において女子の競技人口が少ない事

まず、第一に相手がいないことも考えられます

北村はこれで何年かダメにしました
対戦相手、いなかったんですよ

ボクシングって相手いなけりゃそもそもできない競技なんで

で、もう一つの問題
エントリーが3人以上いたら

一人の選手は一日一回しか試合してはいけません
なので、AとBとCという選手がいた場合、当然一日目はAとBとCのうち二人だけ試合します
ちなみに組み合わせの前に計量しますから、その日試合があろうとなかろうと計量はします

で、一日目に勝った方と一日目試合がなかったほうが二日目に試合します
なんと、ここでも試合前に計量するのです

つまり、一日目の計量を終えて
あーーー!やっと食べられると思っても

明日の事を考えて、体重を維持しなくてはいけないのです

勿論これは3人しかいないなら、の話で
5人以上であれば三日目もあります
8人以上であれば四日目もあります

女子の予選ではなかなか四日間も無いのですが
全日本だと四日ありますし、予選でも男子ジュニア、シニアでは四日かることもあります

北村はボクシング連盟のお仕事上で
全日本社会人選手権や女子選手権の東京都代表監督をさせていただいたこともあるのですが
選手はこの四日間の体重維持にとっても気を使っています

※本当は監督も気にしてあげなきゃいけないのですが
あんまり北村は役にたてませんでした・・・全日本社会人、女子ともに選手の所属団体の方がサポートでついてましたので

なので、今度の土曜日がどうなるか、まだ分かりませんが
とりあえず、頑張れNNちゃん!Yちゃん!
ちなみに場所は府中東高校です
試合開始は13時ですが、女子選手権の前に行われる社会人選手権が同じように何試合あるか不明なため
Yちゃん、NNちゃんの試合時間は分からないのです

そして大田区大会は11月9日
この件は今度のブログで取り上げることにしましょう

そして!!!!
11月29日
ワセダクラブスパーリング大会です

ワセダクラブ初めての試みです
いつもの内々でのスパー大会ではなく
よそのジムの方をお招きして開催します

つまり、今まで見たことの無い人とのスパーです
どんな選手か、レベルか、スタイルは?サウスポーなのかオーソドックスなのか???
全く予備知識なしです

ワセダクラブからは7名の方がエントリーします
全部組めるといいのですが・・・
もし、迷っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら
是非ご参加ください

それと、要項に記載されいますし、前にも書いたかもしれませんが
くれぐれも大会に向けて無理な減量はしないでくださいね

健康目的のダイエットでしたら止めませんが
ボクサーっぽい気分に浸るような減量はダメです
どうしても減量したい人はご相談ください

健康を損なうことも問題ですが、栄養状態が良くない身体に無理をさせて
怪我をすることを心配しています
本来一か月で落としていいのは体重の5%以下です
また、水分を抜くと筋肉が攣りますし、足が動かなくなります

せっかくの大会です、健康状態が理由で実力が発揮できなかったらもったいない
減量するくらいなら走ってください、練習してください
これは減量によってパフォーマンスが著しく落ちて、揚句負けた元選手の生の声です

20日と27日

2014-10-05 16:21:52 | 日記
最近多いのですが
ワセダクラブの練習生さん達は、悩んでます

何をって、勿論ボクシングについてです
まぁ、他にも悩み事はあるのでしょうが、そこは立ち入らないことにして・・・

そんなに悩んじゃって、日常生活大丈夫なんかなぁー
と心配しちゃうくらい、悩んでらっしゃる

オーソドックスかサウスポースタイルにするか悩み続けている方もいますし
アームスピードが遅いと悩んでいる方もいらっしゃいますし
毎月末のマス・スパー会での結果に悩んでらっしゃる方もいて

なんというか・・・ワセダクラブの練習生さんの真面目さと向上心によるものなのですが
思うに、ワセダクラブの練習形態がそうさせている気もしなくは無いのです

遠藤先生も石田先生もお手伝いの学生さんも・・・もちろん北村もそうですが
『とりあえず、見よう見まねで良いからやってみろ』
とは絶対に言わない

これは遠藤先生からその方針で指導しろと言われたわけでも
スタッフ同士で打ち合わせをしたわけでも無いのです
何故か共通に思っていたことなんですね

で、逆に、腕の位置はこう、とか、スタンスはこう、とか
いちいち、こまかい・・・もとい、詳細な指導をしています
言葉で説明して、自分で動いて見せて、練習生さん達の身体を動かしながら説明します
ほんと、文字通り手取り足取りですな

なので、練習生の方々も『ストレートの撃ち方は打ち上げるように撃つのがいいのか、正拳突きのように打った方がいいのか』
とか、フックの撃ち方はどうしたらいいのかとか
フットワークでの回り込むにはどう動いたらいいのかとか
いちいち、こまかい(笑)

なんて言いつつ
私が現役で練習していた時は、ほとんど一人で練習しているような感じだったので
こうやって、あれこれパンチの撃ち方ひとつ、フットワークの運び方ひとつで
話し合ったり研究したりするのは嬉しかったりするのです

ワセダクラブも人数が増えてきて
土曜日の教室はまとめて教えるだけでいっぱいになってしまうので
個人的にその人の動きを修正してあげる時間がかなり少ないのがちょっとだけ残念ではあります

そうはいっても、全体のシャドーの時には全員
グループに分かれてからはそのグループの方それぞれ
きっちり見てます!!!!

さて、色々お悩みの多い練習生の皆様
一つ、共通して言える事があります

その、悩んでいる点
ご自身で思っているほど悪くはないですよ

フットワークが上手くいかなかったり、スピードが出せなかったり
マスで相手のパンチばっかり当たってたり、コンビネーションが上手く出来なかったり

もう、悔しいですよね
分かります
私も運動神経悪くて、ぶきっちょでしたから
コーチに言われたとおりに出来なかったもんです

泣きそうな気持の時、当時の指導者は
『それは随分上のクラスと比較しているからだ』と言われました

確かに
練習一年未満がリーグ戦一部レギュラー選手のように動けるわけがないのです
ああいう選手のようになりたい、と思うことは良いのですが
なんで自分はできないんだ・・・といじけてしまうのは、練習している自分自身に失礼だな、と思うのです
皆さんはご自身で思うほど下手ではありません

なんか、上手くいかない、しっくりこない
その不具合は
ほんのちょっとの『ズレ』だと思うのです

認識のズレというか結果と過程を間違えてしまっているというか
まぁ、ひとくくりにするな、と怒られそうなので
詳しくはご相談いただいた毎にお話しさせていただきます

あえてお話をしにいらっしゃらなくても
私はおせっかいなので、別に相談されなくても勝手に練習生の皆様のフォームや動きにイチイチ口を挟んできますので
適当に聞き流していただければと思います
あぁ、北村さん暇なのね~しょうがないから聞いてあげようかしら位の気持ちで(笑)

とはいえ、先にも書きましたように土曜日は中々暇になれません
しょうがない、北村の戯言に構ってやろうかな
という優しい方は
ぜひ水曜日の練習にご参加ください

基本的に自主練です
土曜日の練習で足りなかったことやなんかも練習できますし
一人で何練習して良いか分からないよーーー
という方も放っておきませんので(えぇ、北村は暇ですから)是非ご参加下さい!
あ、勿論遠藤先生もいらっしゃいますので本格派の指導を期待される方もどしどしお越しください