WASEDA CLUB ボクシング教室日記

早稲田大学内で行われています子供ボクシング教室の様子をお伝えします

1月29日と・・・試合!

2011-01-31 19:20:32 | 日記
さて今日は・・・
まずは反省から

ペアトレーニングを行いました
オフェンス側はジャブから始まって

前の手ストレート2発・3発
ワンツー、逆ワンツー、ワンツースリーなどなど
連打の攻撃でバリエーションを増やしていきます
ディフェンス側も単発で終わらないので、防御方法を色々試して・・・・みる筈でした

翌日にHさんから言われたことで
『もう、言われた事をこなすだけで精一杯でした』

それは多分、ジャブが足りないからだよと答えたのですが
どうやら、私達指示する側の言葉が足りなかったようなのです

連打や防御の合間にジャブを入れて相手をけん制したり、フェイント掛けたり
そして、息継ぎ的に休むのが必要です
遠藤先生の指示の中で『連打の合間にジャブの1発・2発・3発を入れて』と言う一言があったと思うのですが
それはそういう意味だったのです

いわゆる『条件マス』というものなのです

パーツごとの練習をしていると、どうしても全体からの見方が出来にくくなってきます
パンチを打つ練習・ミットを打つ練習、パリーする練習・・・等々

シャドーのとき遠藤先仰ったことです
シャドーにはストーリーがあります
頭の中で思い浮かべた相手とどうやって戦うのか
創造しながら動いてください

相手が打ってきた、それをどう避けるのか、避けてから何を打つのか
自分が打ったとき相手はどう動くのか
距離を詰めたとき、自分のパンチが当たるときには相手のパンチも当たる距離なのです

パリ・ブロック・フットワーク
それ単体にこだわる段階は皆様卒業してますよ!
条件マスは相手は決まった連打しか打ってこないので
どうやって防ぐか、打たせないか、色々試して欲しいのです
『打たせない』って言うのも防御ですよ

もう一点、今回はちょっと詰めすぎたようです
遠藤先生の有り余る・溢れんばかりの豊富な知識を沢山沢山伝えたいという熱意なんですが
次回からはもうちょっと
一点ずつをじっくりやりましょうね

さて、翌日の30日は
Iさんのデビュー戦です!!!

Iさん、頑張りました
減量はきついし、疲労は溜まっていくし、スパーを重ねるうちに、だんだん自分が下手になっていくような気がするし
緊張・苛立ち・不安
それでも練習しなきゃいけなくて
早稲田大学の部員の皆様と一緒にきつい練習をこなしてました

試合は1ラウンドからがんがん攻めて、ダウンをとりましたが
2ラウンド目でちょっとパンチを受けてずるずる下がってしまったら、逆にダウン取られて
泣きそうな顔でコーナーに戻ってきたときは、なんだかもう、『ママ』みたいな気分になってましたよ
3ラウンドで最後の力振り絞って、頑張って攻めて

見事勝利

Iさんの勝利はIさんの努力の結晶ですが
一緒に練習してきた皆様
応援に来てくれた皆様
遠藤先生、石田先生、Mさま、大学生の皆様、大学ボクシング部の監督・コーチの先生方
支えてくださった皆様のおかげでもあることを分かってくれたら嬉しいなと思います

あーーーーーー
それから
ボクシングは紳士のスポーツですからね
勝ったからって大はしゃぎしないように!
特にリングの上では礼儀正しく!
これ、大原則ですからね!!!!

セコンドが悪いと起こられました・・・そうですね、一番大事な事を伝えられてないってことですもんね
来週からは規則について講義も取り混ぜていきます

1月22日

2011-01-24 21:25:14 | 日記
改めまして・・・
ロープは輪になって行います!

楽しいですよ~
もー、せっかくなので笑顔でダッシュしていただきましょう~

ちなみに運動効率は笑顔で行ったほうが良いという説があります
奥歯を噛み締めないほうが筋力が上がるとか、まぁ、それについてはまたきちんと調べてから


今日の練習は

遠藤先生が『本当に、本当に好きじゃない』という
ダッキング・ウィービング・スウェーバック
いわゆるボディワークと言うやつですね

嫌いな割りに、結構語っている気もしますが・・・

プロの試合はよくやってますが、アマチュアでは多用されません
私自身も足とブロックを中心に防御の練習をしてましたので
できれば足とパリー、ブロックをメインにして欲しいです

ただし、出来ないのと、出来るけどやらないのとは違いますし
最近思うことは、若干必要な状況もあります

ボディーワークを練習するに置いて、最大の課題は
『この後どういう攻撃をするか』を意識することではないでしょうか
肩を入れて上半身をひねる動作は動きが大きいという欠点はありますが
攻撃のバリエーションを増やすことができます

そして、このボディーワークを練習した上で
防御の練習のためのマスをします

おーーーがんばれーーと
気楽に眺めていたら・・・私も入ることに
S君と前の手だけのフリーマスのときなんて・・・実は必死でした

さて、Iさんのデビュー戦も来週に迫ってきました!
減量も順調に進んでいるようですし
今週半ば辺りからは体力の回復に向かうような練習に切り替えていただきたいです

Iさんは本当に頑張っています
是非応援お願いいたします!

さて、そのIさんに
遠藤先生が素晴らしいお言葉を!
「シャドーは試合のつもりで、試合はシャドーのつもりで。」

なるほど
素晴らしいお言葉!
しかしそれができる域に達するまでは・・・努力が必要ですね

H23初練習1月15日

2011-01-17 19:44:49 | 日記
今年もWASEDACLUB始まりました!
皆様、今年一年よろしくお願い致します

さて、まず始めのロープは・・・
何故か輪になって楽しいのか・・・?

今日の練習は30日試合を予定してますIさんとHさんのために今日はメニューを組みました


Hさんは防御のみ
T君は攻撃のみのマスです
ちなみにT君は受験生ですのでこのところ練習に来れていなかったのですが
おぉ!上手くなってる

Hさんは3ラウンド目は石田先生とマスしたんですが
石田先生、優しいから『ボクは(パンチを)絶対当てませんよ!』って

その辺の加減は難しいですね
なので、できれば女子は女子同士で練習できると良いですね

デビュー戦を控えたIさんは連日のハードな練習で、若干バテ気味
分かるよ、その状態!
体重落ちないし、練習するほど身体が動かなくなって、下手になっていくみたいな気がするし

前にも書いたことだけど、
これは私のコーチの言葉
『スタミナが心配?スタミナはね体力じゃないんだよ。(胸を叩いて)ここ』
『もう苦しくて、辛くてヘトヘトになったとき、もう一歩が踏み出せるか、それがスタミナだよ』

Iさん
今が一番辛い
だけど・・・だから、か、今、もう一歩を踏み出そう
この山を越えることが一番の勝負どころだと、私は思います

マスの後は防御の練習をしました
本当に本当に大事なんですよ、防御!

練習はついつい打つことに集中ししまいますが、
ボクシングは相手がいるスポーツなんです!
打たれることは怖いけど、極端に怖がってしまってはボクシングになりません
そして、極端に怖いっていうのは防御が出来ていないから
これからも防御に力を入れて練習メニューを組んでいきたいと思います

さて、今日の練習中、お寄りいただいた↓この方

早大ボクシング部OBの高山将孝さんという方で、アマチュア全日本チャンピオン、東京オリンピック代表
世界タイトルマッチでロベルトデュランと戦った、というすごい人だそうです!
さすが早稲田大学ボクシング部様
すごい方々がいっぱいいらっしゃるんですね~