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わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

ヘッダ・ガーブレル

2010-10-25 23:16:10 | 観劇

ヘッダ・ガーブレル
10月6日 国立新劇場 小劇場

作:ヘンリック・イプセン
翻訳:アンネ・ランデ・ペータス、長島確
演出:宮田慶子
出演:大地真央、増岡徹、七瀬なつみ、山口馬木也、青山眉子、羽場裕一、田島玲子

何者にもとらわれず、自由なヘッダ。
その美しさを武器に、安泰場所を得たかのように見えたけど、安泰な場所は面白みに欠けていた。
高みの見物を決め込んで、他人の心を惑わして、他人の運命を弄んでいたけれど、調子に乗りすぎてミスをしてしまう。
そのミスにつけ込まれ、一番嫌っている束縛を受けることになったとき、ヘッダの選んだ道は死だった。
ラストの「普通、それじゃ死なないだろう…」が印象に残りました。

大地真央は、こういう役をやるとホントにうまい
わがままで、意地悪で、でも憎めない。

今回の訳は新訳だそうで、いままで観たことのある【ヘッダ・ガーブレル】よりも、よりわかりやすく感じました。
話し言葉が、現代語になってたからでしょうか?
それとも、何度か観てるからかしら?

【人形の家】もそうだけど、イプセンの描く女性像って、今の時代にも違和感がないと思います。




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今の私をカバンにつめて

2010-10-25 00:45:19 | 観劇

今の私をカバンにつめて
10月6日 青山円形劇場

台本・作詞:グレッチェン・クライヤー
翻訳・上演台本:三谷幸喜
演出:G2
出演:戸田恵子、入絵加奈子、麻生かほ里、植木豪、石黒賢

雪村いずみ主演で上演された時、戸田恵子はコーラスガール役で出演したそうです。
それからずっ~と、「自分でもこういう舞台ができればいいな」と憧れていたミュージカルだそうです。

戸田恵子演ずる歌手のヘザーが、新作のショーの舞台稽古をマネージャーに見せていく様子を追ったミュージカル。
ヒットした歌よりも、【自分の今】を歌いたいヘザーに対し、マネージャーは興行的な面で、ダメだしをする。
自分にとって、一番身近で長い付き合いのマネージャーに対し、少しは女としての恋心を持っているヘザーは、【自分】そのものを見ずに、認めてもくれないマネージャーから離れ、自分で歩いていこうと決心する。

堅物で女心の全くわからないマネージャーを演じた石黒賢は、ホントにぴったりと役にはまっていました。

戸田恵子はもちろん、みんな歌がうまいので、聞いていて心地よかったです。(石黒賢は歌いませんのでうまいかどうかわかりません)

ちょこちょこっとはさむ、植木豪のダンスも最高でした

チラシの戸田恵子は、ちょと痩せすぎているようで、病気のこともあり、ちょっと心配でした。
でも、舞台に登場した本人を観たら、チラシほど痩せてはいなかったので、ちょっと安心しました。





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