ロストケア
2023年3月24日 TOHOシネマズ海老名 スクリーン7 H列11番
原作:葉真中顕
脚本:龍居由佳里、前田哲
監督:前田哲
出演:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明
原作は読んでません。
明確な信念のもと、42人もの高齢者を殺した犯人。
彼は、信頼のある介護士であった。
裁く検事は、事件の背後にあるものを探る。
介護士として働く彼は、過去自分の父を自宅で介護していた。
介護のため仕事も続けられず、生活もままならくなり、生活保護に頼ろうとしても、若く健康であるから働けると受け付けてもらえなかった。
殺してくれと言う父の言葉に、泣きながらも従った。
高齢であることから、自宅での死亡にも病死として罪には問われなかった。
その後、介護士として働き、介護する家族の苦労を目の当たりにして、殺人を重ねていく。
病死と信じていた家族からは、感謝もあれば、批判もあった。
裁く検事にも、老人ホームに入居している母があり…
正義と一言で言っても、立場によってさまざまな正義がある。
自分の行ったことは、家族と本人を救った正義であると介護士。
罪は罪として裁くことが正義であると検事。
映画を見た私の正義は?
自分の親を見送り…
今度は、見送られる立場になって…
単純に、好きな長澤まさみが出ているから…と見た映画でしたが…
色々と考えさせられる映画でした。
blogランキングに参加してます。
よろしければクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます