海辺のカフカ
5月5日 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
作:村上春樹
脚本:フランク・ギャランティ
演出:蜷川幸雄
出演:柳楽優弥、田中裕子、長谷川博己、柿澤勇人、佐藤江梨子、高橋努、鳥山昌克、木場勝己
村上春樹の小説は、一時はまって読んでましたが、これは未読。
「世界でもっともタフな15歳になる」ことを決意した15歳の家出少年の物語と、ネコと会話できるナカタさんの物語が並行して進んでいく。
小説の世界なら、瞬時に少年の物語とナカタさんの物語とに切り替わることができるけど…
舞台となると?
そこは、世界の蜷川幸雄。
透明な箱にセットを組み、箱を動かすことで、時空を動かして魅せました。
初舞台の柳楽優弥。
マコーレー・カルキンと同じように、若いときに成功すると、大人になってからが難しいから…
正直、どうなの?って思ってましたが…
ホントに、15歳の少年のようにしか見えなかった。
柳楽優弥だけじゃなく、どの役もこの人できゃ誰が演るの
って思うぐらい、ぴったりの配役でした。
田中裕子の母性や、長谷川博己の中性的なたたずまい。
とても余韻が残りました。
もう一度、観たかったなあ。
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