温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ツクシガモ (筑紫鴨) 一色の海岸に8羽やって来た!

2022年12月12日 | 野鳥
① 一色の海岸へ行くと海鳥の大集団がいました。

② どうやらスズガモ(鈴鴨)の集団です。

③ 岩場には、ダイサギとトビが仲良く(?)止まっていました。

④ 知多半島方面からカワウも集団でやって来ました。

⑤ 少し沖に目をやると、私にとっては初めての出会いとなる「ツクシガモ (筑紫鴨)」の8羽の集団がゆったりと泳いでいました。

⑥ 逆光なので鮮明には見えませんが、嘴は赤色です。
 ヨーロッパ北部の沿岸とアジアの中央部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来します。
 特に九州北部で渡来数が多いコトが、名前の「ツクシガモ(筑紫鴨)」の由来です。
 しかし、有明海の諫早湾の干潟が干拓により消滅したので、飛来地が拡散したようです。
 鮮明な「ツクシガモ (筑紫鴨)」を写すために一色通いを続けましょうかねえ。


タゲリ(田鳬) 5羽の小集団!

2022年12月09日 | 野鳥
① 諦念おじさんの情報で田んぼの「タゲリ(田鳬)」を見にいきました。
 5羽の小集団です。

② タゲリ(田鳬)は神経質で人影を察知すると遠ざかってしまいます。
 しかし、1羽が車に近づいてきました。

③ いつ見ても羽の輝きと冠羽が綺麗ですねえ。

④ 羽も広げてくれました。

⑤ 気を良くして車外に出ると、飛び去ってしまいました。
 飛び去った方角の田んぼを見回りましたが、見つかりませんでした。

⑥ そこで、一色方面の海岸に行きました。
 無風のため、対岸の火力発電の煙が垂直に立っていました。
 昼食は、たいぴろさんお勧めの「海道」で「御膳(上)」を食べてきました。


ハシビロガモ(嘴広鴨) プランクトンを濾し取る!

2022年12月07日 | 野鳥
① 碧南の河川にハシビロガモ(嘴広鴨)たちがやって来ていました。
 いつもより数が少ないように思います。

② 名前の通り、靴ベラのような「広い嘴」ですねえ。

③ ハシビロガモ(嘴広鴨)のオスは、緑、白、赤褐色とカラフルな体色です。 
 オスの目は、黄色です。

④ 中には、エクリプスのオス(目が黄色)もいました。

⑤ メス(手前)の目は、茶褐色です。

⑥ ハシビロガモ(嘴広鴨)たちは、嘴を水中に浸け、盛んに動き回っていました。

⑦ ハシビロガモ(嘴広鴨)は、嘴の内側の縁にブラシ状のヒゲ(板歯)があり、プランクトンを濾し取って食べています。
 そのため、嘴を水面から上げると、嘴から水がドバドバと出てきます。
 


ケリ(鳧)三河では普通に見られる野鳥ですが!

2022年12月05日 | 野鳥
① 池の縁に「ケリ(鳧)」が三羽いました。
浅い水の中にいるような昆虫やミミズ、軟体動物を餌としています。

② 三河では普通に見られる留鳥ですが、見られる地域が限定的です。
 福島県、埼玉県、千葉県、高知県では、絶滅危惧種に指定されています。
 また、 岩手県、山形県、茨城県、栃木県、神奈川県、富山県、山口県、佐賀県、熊本県では、準絶滅危惧種に指定されています。

③ 非情に気性の荒い鳥で、繁殖期にはカラスや猛禽類に対し果敢に攻撃します。
 猛禽類に空中で「蹴り(ケリ)を入れる」姿を見たことがあります。

④ 6月にあぜ道で抱卵していました。

⑤ 巣には3個の卵が入っていました。
 いつまでも常に見られる「ケリ(鳧)」であってほしいですねえ。
 


バン(鷭) 雛(黒)→若(茶)→成鳥(黒)!

2022年12月04日 | 野鳥
① これまで見かけることのなかった河川でバン(鷭)を一羽見つけました。
 
② 最初、嘴と額が鈍い赤色だったので、成鳥の冬羽かと思いました。
 しかし、全体に「茶色」がかった羽なので、若鳥と判断しました。

③ これは、6月に羽化した雛です。
 体は、「黒色」の毛で覆われています。

④ 夏の成鳥は、嘴と額にかけて真っ赤です。
 体色は、「黒色」です。

⑤ 2月の冬に見つけた成鳥は、嘴と額は鈍い赤色ですが、体色は「黒色」です。
 つまり、「雛は黒色」→「若鳥は茶褐色」→「成鳥は黒色」と体色が3回変化する面白い野鳥です。


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