Amazonプライムにて日本語吹き替え版を鑑賞。
字幕版で観たかったが、字幕版は有料。
なお、ソフト版とVOD版ではなぜか吹き替え声優が異なる。
VOD版の声優、違和感のある話し方だが段々慣れてくると同時にその方が本作に合っていたのかもしれないという気になる。
監督:メアリー・ハロン
脚本:メアリー・ハロン、グィネヴィア・ターナー
製作:エドワード・R・プレスマンetc
製作総指揮:マイケル・パサーネクetc
出演:クリスチャン・ベール、ウィレム・デフォー、サマンサ・マシス
音楽:ジョン・ケイル
配給:アミューズピクチャーズ
上映時間:102分
はにわ会のメンバーと鑑賞。
若き日のクリスチャン・ベール。本当にどんな役でもこなせる人だな。
本作、『サイコ』の現代版みたいな話かと思ったら全然違った。
主人公にそこまでサイコパス感はない。
結構、衝動的・怨念で殺そうとするし。
殺そうとするけど直前で失敗して未遂になるのがギャグとなっており、コメディ要素も強い。
そして、同時代の映画『ファイト・クラブ』とも比較されるようだが、舞台がウォール街であること、どこからが現実なのか明確でない構造になっていることなどが、共通点として挙げられる。
主人公のベイトマンは、ポップミュージックに造詣が深いようですね。
だがその知識も、ただ評論家が語っていることの受け売りに聞こえる。
同僚たちとの高校生と一切中身が変わらない、全然知性を感じない会話もいいですね。すべてが皮肉めいて作られてます。
性格のいい女なんていない、知性のある奴はブスだ!ていう会話は最高ですねwww
最初はいかにも村上春樹っぽい小説の語り口調をそのままナレーションにしました、ていう感じで乗れなかったけど期待を裏切られたいい映画。
80年代後半が舞台だったんですね。
久々に町山氏の解説音声を聴きましたよ。
以上