TOHOシネマズ日本橋で字幕版を鑑賞。
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー
製作:クリスティ・マコスコ・クリーガー、スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、デイヴィッド・リンチ(!)
音楽:ジョン・ウィリアムズ
製作:アンブリン・エンターテインメント、リライアンス・エンターテインメント
配給:東宝東和
上映時間:151分
スピルバーグの集大成的作品といっていい。主人公のフェイブルマンは、完全にスピルバーグを模したキャラ。
ジョン・フォードも遡らないとなあ。
ジョン・ウェインとジョン・フォード混同してる人散見される。
ユダヤ教徒が、キリスト教徒に迫害されるシーンも新鮮味あったが、「キリストに謝れ!」は笑う。
ユダヤ教の方が先にあったのにな。
最大の笑いポイントは、キリスト被れの女の頭イカれたキスへの誘惑シーンだろう。
そして、個人的に最大に悲しいポイントは、彼女にいとも簡単にフラれるところ。
学生時代の恋人のつもりでしかなかった彼女。
離婚の話をプロポーズのあとにもってきたことが決定打となりフラれる。
それがマズいことだと、焦っているときには気づかないものだ。
ちなみに、スピルバーグ自身も両親と同じく一度離婚している。
母親が、真面目な父親よりジョークの得意な父親の友人と不倫するのは、常識的に思春期の子供を4人も抱えた身でどうかしてるが、それでも離婚を決意する母親。悲しくなった。
BLACKHOLEでも取り上げられた。
本作を軸に、スピルバーグ作品はまだまだ未見が多いのでどんどん見ていきたい。
以上