横浜シネマリンにて鑑賞。
監督・脚本:オスカル・カタコラ
出演:ローサ・ニーナ、ビセンテ・カタコラ
上映時間:86分
製作国:ペルー
横浜シネマリン初「訪問」。
今まで初「来訪」と間違えた日本語を使っていたことに気付いた。
しかし「訪問」もなにかしっくり来ないものがあったのだ。
何かいい言葉ないかね?
本来は安倍政権を検証する映画『2887』鑑賞予定であったが、寝坊したため諦めた。まあそんなに観たいモチベーションもなかったし。(反安倍、というほどではない)
関内駅からすぐそばにある劇場だ。ロビーは狭く、人がごった返し。
劇場内に緑色の蚊取り線香がいくつか置かれているのがなんともレトロで良い。
さて、本題。
まあまあ寝た(笑)
夜の画面が暗すぎるんですもの。
ペルー映画は初めて観たが、BGMもないし。
息子がいるという伏線を貼っておきながら最後まで帰ってこないのは笑った。
まず前提として二人はなぜ孤独に生活しているのか?
アイマラ族の生き残りが彼らしかいないのかと思いきや、そういうことではないそうだ(ただし、伝統的な生活送ってるのはいない、ということなのかもしれない。息子然り)
コカの葉を噛んでいるのは印象的でしたね。やはり過酷な環境には必須なのかもしれん。
私も冬山経験はあるから、映像から厳しさが伝わってくるけど。
結局、祈っても自然に淘汰されてゆくだけの老夫婦。
自然とは恐ろしいものです、以上
劇場の雰囲気も寝やすそう。
過酷な環境で二人生きていく……というのが趣旨で、部族のことなど細かいことはあまり関係ないのかもしれませんね。
息子が出ていってしまい、二人の生活は穏やかさを失っていく……。
日本の山間部の村落なんかも、ふたりぼっちがいるかもしれません。