西田稔の爺(時事)評論

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日本自衛隊のF35戦闘機大量配備に中国が理解を示すのは当然だろう。

2019-07-28 21:48:06 | 日記
中国は日本が自衛隊に最新型ステルス戦闘機F35を大量に追加購入することについて理解を示しているようだが、これは当然のことでしょう。中国にとってさほどの脅威にならないからです。
中国ご自慢の地対艦ミサイル「空母キラー」で自衛隊の軽空母など容易に撃退できる。

日本が乏しい防衛予算をF35の導入につぎ込むことは中国にとって歓迎すべきことだろうと推察できる。中国が本当に嫌なことは、日本がF35戦闘機の追加100機分の防衛費(仮に1兆2000億円とみておこう)の半分程度を使途変更して、中距離弾道ミサイルの開発・配備に差し向けることであろう。
ミサイル防護体制の充実とならんで同時に中距離弾道ミサイルを配備することこそ、国民の生命と自由を守るための真に有効な方策であると考えられる。これらは日本にとって他国からの攻撃に対する抑止力であって、他国を威嚇したり攻撃したりするための手段ではない。


小沢一郎氏の生き霊を鎮めなければ

2019-07-28 15:49:37 | 日記
元新進党代表の小沢一郎氏、その生き霊が怨念の塊となって日本の政治世界を徘徊している。これを早く鎮めなければ、日本の国にとって大きな害悪を招くことになりそうだ。分身の術によって生き霊がもう一つの妖怪を生み出した。誰がこの生き霊の怨念を和らげることができるのだろうか。

話し変わるが、もう一人の陽気な生き霊も海外に出て徘徊している。これはまあ今のところ大きな心配はなさそうだけれども、迷惑なことです。

「プーチンさん有難う、ムンジェイン」というところかな。

2019-07-23 22:05:14 | 日記
ロシアの爆撃機隊が竹島(韓国での呼称は独島)の領空侵犯、韓国空軍戦闘機がスクランブルして380発の機銃を警告発射したとの韓国政府発表あり。
これでムンジェイン政権は「竹島は韓国領土だ」という主張を世界に発信し、日本に見せつけることができた。そのうえ、韓国空軍がロシアの爆撃機隊を追い払ったというわけで韓国国民の自尊心を満足させ、政権への支持率をあげることにつながる。
北朝鮮との関係、対米関係、対日関係、そして国内経済のいずれにおいても手詰まり状態のムンジェイン政権にとって、今回の事件は有難い一陣の涼風のようなものだろう。プーチンさん有難うと思っていることだろう。

さて、プーチン大統領の狙いはどのあたりにあるのかな。安倍官邸はどう分析する?

岩屋毅防衛大臣の不適切な言動について

2019-06-05 10:50:17 | 日記
岩屋毅防衛大臣が最近のアジア安全保障会議において自ら要請して韓国の国防相との会談をおこない、未来志向の関係構築を望む発言をしたと伝えられている。
韓国側はこれを「レーザー照射事件」で日本側が問題の幕引きを望んでいると受けとめたようだ。とんでもないことです。
安倍官邸はこれをどう考えているのか。まさか事前に岩屋毅防衛大臣に了承を与えていたということはないでしょうね。
安倍総理は岩屋毅防衛大臣にきびしく戒告を与えるべきでしょう。

安倍総理は憲法改正を実現できるか?

2019-03-21 17:37:11 | 日記
安倍晋三総理は第1次安倍政権以来、一貫して憲法改正、とりわけ第9条の改正を実現したいと主張してきた。しかし、その実現はかぎりなく遠のいているように見える。何故なのか。選挙の季節が近づいている今、考えてみよう。

安倍総理は第2次政権の初期にアメリカを訪問し、アメリカ合衆国の議会において上下両院議員たちを前にあの歴史的なスピーチをおこなった。このスピーチは議員たちの琴線に触れ、民主党左派の重鎮ナンシー・ペロシ議員に感激の涙を流させたのであった。(ひょっとすれば、安倍長期政権の基盤はこの時に固まったのかもしれない。)

安倍総理は憲法改正について、これほど熱のこもった大演説を日本国民に対して行ったことはあるだろうか。国会で野党議員から憲法改正についての所信を問われても、総理大臣の立場ですからと言って多くを語らず、はぐらかしてきた。せっかく野党から水を向けてきたのだから、「ここは一時総理大臣の立場を離れて、自民党総裁としてお話させていただく」とことわりを入れて、憲法改正が日本国民の安全と国の発展のためにいかに急務であるかを述べたらよいのではなかったのか。

選挙が近づいている。よい機会である。国民に向かって直接に、なぜいま憲法の改正が必要であるのか、憶することなく、率直に自分が真実であると信ずることを、包み隠さず、訴える演説をするべきではないだろうか。反発を恐れ、選挙の勝敗ばかりを気にしていては、国のかじ取りを預かる人として、どうだろうか。

憲法改正がどんどん遠ざかってゆくのは、安倍総理が国民の良識を信じて、魂のこもった訴えかけを国民に向けてしてこなかったからではないのですか。自民党大会や改正賛成論者の集会など身内で盛り上がっているだけでは、どうにもならない。一般国民を相手に説得してこその政治家でしょう。