西田稔の爺(時事)評論

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横浜港の豪華クルーザーの検疫対策について私案

2020-02-11 10:45:30 | 日記
新型コロナウイルスの検疫のため横浜港で上陸禁止措置を受けている豪華クルーズ船について、乗客・乗員の身体的、精神的負担を軽減する方法がないものだろうかと考える。
3000人を大幅に超える数の乗客・乗員を短期間でウイルス感染検査することが現状では無理だという前提で考えれば、別の大型客船を横浜港に用意し、そこへ乗客・乗員の一部を移して収容するという方法をとるべきではないだろうか。とくに、開閉できる窓もベランダもない、ほぼ密閉空間に閉じ込められている、エコノミークラス船室の乗客の居住環境の改善が最優先に配慮される必要があろう。
世論の一部には、サッサと全員を下船させるべしという意見もあるが、ウイルス保菌者を含むこれだけ大人数の人々を収容する施設が確保できるかどうか、また市中にでた潜在保菌者にたいして適切に対処できるかどうか、非常に難しいと考えられる。
感染が大きく拡大して、中国武漢市のような社会的に対処不能の事態になるリスクを避けるには、クルーズ船乗客・乗員の隔離を続けるしかないとすれば、別の大型客船に分割し隔離するしかないのではないか。
以上の私案は、あくまでも現状において全員のウイルス検査が直ちには実行不能であるという前提のうえの案であるから、検査能力が急速に改善されるならば、その必要はなくなる。問題は時間の要素である。