西田稔の爺(時事)評論

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戦後75年にあたって考えること。第1回

2020-08-15 22:39:11 | コロナウイルス対策
太平洋戦争における日本の失敗の大きな要因の1つとして、繰り返し指摘されることとして、兵站(ロジスティクス)の重要性に無知であった、あるいは、それを軽視してしまったことがある。兵站とは、武器弾薬、食料、その他必要装備・物資の補給のことである。
今回の新型コロナウイルスとの闘いにおいて、日本政府および地方自治体は、再びこの失敗を繰り返してしまった。ウイルスとの闘いの前線に立つ組織に対して、医療用マスク、防護服、消毒用アルコールなどの物資、PCRなどの検査機器と試薬その他必要機材、その他の十分な補給を行うことができなかった。
何故そういうことになってしまったのか。これは日本の政治および行政組織の欠陥という問題になる。これは第2回のテーマである。ただし、あらかじめ断っておくが、安倍政権の欠陥というのとは違う。