アビガン早期承認に安倍総理の決意を望む

新聞などの報道によれば、コロナウイルスによる重症化を防ぐのに有効性をもつとみられているアビガンについて、富士フィルムによる治験が6月末まで続き、その後厚労省による承認手続きに最短でも3か月以上を要するということです。なんという生ぬるさか。今は平時ではない、非常時です。平時の手続きに拘っていてどうするのか！

会社による治験の終了は5月10日、２～３日で結果を取りまとめて厚労省に報告し、厚労省は直ちに専門家委員会を招集して連日審査し、１０日間で審査を終了して、アビガンの一般使用を承認する。こういうスピードでことを進めるべきだろう。

安倍総理はこういう手順でアビガン使用を承認するように厚労省担当者に厳命し、自分がすべての責任を負うから自分の指示に従うように求めるべきだろう。これに従えないという人は直ちに辞表を出すようにと明言するべきである。

公務員は身分保障があるから首にはできないが、任務を解くことはできる。総理が厚労大臣および内閣人事局、内閣官房副長官に命じて、首相指示に従わない官僚を交代させることはできる。要は安倍総理に危機意識があるか、やる気と度胸があるかどうかということだろう。
副作用による損害の補償については後日に基金を設定して備える必要がある。また訴訟に対する免責も法制化する必要があるけれども、少し先のことでよいだろう。こういう問題を今すぐにもちだして足を引っ張るべきではない。