今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

断捨離セミナーin金沢 ガイド編

2010-11-03 17:16:50 | セミナー
外は雨、空は暗く、なんだか肌寒かった。

だけど、断捨離セミナーin金沢の会場、
しいのき迎賓館、セミナールームAは活気にあふれ、
参加者約40人が醸し出す熱いオーラが充満していた。

開場した12時半とほぼ同時に席が埋まり始め、
セミナーは定刻にスタート。

私が若かりし頃は、10分くらい遅れることを、“金沢時間”…などと呼んでいたが、
断捨離を学ぼうと思い立つ方々に、金沢時間は通用しない。

さすが!


まず参加者全員の自己紹介から始まった。

本名を名乗る必要はない。

名札に記名したニックネームと受講動機を少々。


最初、40人分の自己紹介は時間がかかるなぁ…、
講義の時間が足りなくならないだろうか…といらぬ心配をしたが、
皆さんのお話そのものが、すでに講義の素材だった。

何が飛び出してくるか分からないのに、
その都度、ひでこ先生が的確な質問をしたり、補足をしたりする。

受講動機は人それぞれで、40人いれば40通りのお悩みや困りごとがある。

断捨離にかける期待もかなり熱い。

母娘や夫婦でご参加くださった方、

奥様がすでにダンシャリアンのご主人、

我が家はもう末期的状態と自己診断された方、

体と住まいの健康には密接なつながりがあると発見された方、

断捨離を始めた友人の変化を目の当たりにして、私も!…と思った方、

幼い頃からモノの溢れる環境にいて、それが普通だと思っている方、

もったいない世代の親の住まいを憂いておられる方、

そして多かったのが、本やブログで断捨離を知り、
これは自分に必要なことだと直感で悟った方。


ボリュームも内容も聞きごたえたっぷりで、
前半の自己紹介だけで、もう私は十分満足、すでにお腹いっぱい状態だった


断捨離セミナーを受講するのは、これで3回目になる。

講義内容は、少しずつ進化しているものの、基本的には同じだ。

だが、毎回、新しい気づきや発見や学びがあるのは、
異なるメンバーが生み出す“場のエネルギー”のおかげだと思う。



休憩を挟んでの後半戦。

ガイド編の講義が始まる。



まず現状をきちんと認識するべく、
6人ずつ座った参加者の間を歩き回りながら、
ひでこ先生が、たくさんの例えを駆使して、分かりやすく説明する。


要約するとこんな感じだ。

『片づかない住まいを見て、
きちんとできない自分はなんてダメなんだろう…と自分を責めていませんか?

だけど、モノが溢れかえってその中で溺れているような状態なのだから、
片づかなくて当然、貴方が悪いわけではありません。

私たちは自分の管理能力を超えた膨大なモノに囲まれているのです。

そしてそのほとんどは、すでに自分と縁が切れたモノたち。

かつては仲良しだったけれど、今はもう使っていない、使えない、愛着はない、
…だけど、ただなんとなく家の中に置きっ放しになっているモノたちです。

それはまるで、自宅に知らないオジサンがゴロゴロしているようなもの

または、大容量の壁面収納に、
知らないオジサンが整然と収納されている感じでしょうか。
たくさんの知らないオジサンに埋め尽くされた家より、
親友が1人、ごろんとくつろいでいる住まいの方が、断然いいですよね。
 
現在、モノの入口は開けっぱなしで、流れ込み放題なのに、
モノの出口は詰まっていて、大量のモノが住まいの中に停滞しています。

入口を狭くし、出口は広く開放して、流れを取り戻しましょう。』



貴方は悪くない…と他人に認めてもらえると、どうしてこうもホッとするのだろう。

否定ではなく、肯定してもらえると、無条件に嬉しい。

そして自分を責めるのは今日で終わりにしましょう…と仰るひでこ先生。

大きな声で「は~~~いっ!」とお返事したくなった。


1時から4時半まで、密度の濃い時間は、あっという間に過ぎた。

さあ、明日は意識編。

モノと自分の関係性に焦点を当て、さらに深く掘り下げていく。

乞うご期待


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