10年以上前に購入したクリスマスリースがある
グリーンのベースに、白とゴールドの飾り。
大きめのエンジェルが印象的で美しい。
アメリカで買い求めた品だ。
アメリカ人はびっくりするくらいクリスマスが好きだ。
天井まで届くようなツリーや家のイルミネーションは言うに及ばず、
カードを友人・知人に送りまくり(日本の年賀状と同じ位置づけかも)、
家族全員と友人や同僚だけでなく、
普段お世話になっている方達にもプレゼントを用意して、
(↑スクールバスの運転手さんやアパートのドアマン)
教会のクリスマス礼拝に参列し、
広いアメリカ中から一族郎党が集まって、特別な食卓を囲む。
そして一夜明けた12月26日は勝負の日。
朝も早から、アフター・クリスマス・セールが始まるのだ。
これは主にクリスマス用品の特売で、
ツリーのオーナメントやイルミネーション用品やキャンドルやリースが半額以下になる。
そして堅実な皆さんは、来年のクリスマスに備えて、
店が空っぽになるまで買い込むのだ。
そんなセールの時に、一目ぼれして買ったリース。
おしゃれで上品で、とても気に入っていた
…が、10数年も毎年飾ってきたので、さすがに飽きた
今年は新しいリースが欲しいな…と思っていた矢先、
ネットで素敵な品を見つけた。
赤く着色した松ぼっくりやドライフラワーや木の実やハスをふんだんに使った
とても綺麗な大ぶりのリース。
今年の1番人気だという。
しかも第1弾入荷分は完売で、第2弾入荷分は限定20個、
品薄なのに、なぜか特別価格でお安くなっている。
第2弾の発売開始は、なんと1時間後。
こりゃ、1時間PCに張り付いて、
開始と同時に「カートに入れる」っきゃないでしょ!
でも、そこではっと我に返った。(←偉い!)
確かに美しいけれど、
そもそも私…、赤ってそんなに好きじゃない。
アクセントとしての赤はいいけれど、全体が赤ってどうなの?
1番人気だとか、完売だとか、特価だとか、
そんな理由で飛びつこうとしたけれど、
それってダンシャリアンとしてどうなの?
違うよね~~~。
自分軸じゃない。
“1番人気”は他人の評価だ。
そう気が付いたら、す~~~っと熱が冷めた。
じっくり他のリースを吟味して、特価でも1番人気でもないけれど、
自分の好みのリースを選んで購入した。
私が選んだのはこれ↓
オーソドックスだけれど、白樺がかわいくて、赤のさし色がいい感じ。
1番人気ではないし、特価じゃなく定価だし、
レア物でも限定品でもない。
だけど他の誰でもない、私が気に入っているので、
もうそれだけで、いいお買い物なのだと思う。