セミナーもついに最終回の実践編だ。
ガイド編と意識編を通じて、
自分たちの現状をしっかり見据え、
意識をモノと自分の関係性に向けることを学んだ。
それを踏まえたうえでの実践編、つまりノウハウだ。
だけど、ひでこ先生は、○○から始めて、△△はいくつに留め、
1年使っていないモノは捨てて…と、細かい指示などしない。
いくつかの緩いルールがあるだけ。
あとは自分の頭で考えなさい、
他の誰でもない、貴方とモノの関係性なのだから…と仰る。
見えない収納はスペースの7割、
見える収納はその3割、見せる収納は1割。
2つでも4つでもなく、3つに分ける。
俯瞰して見る。
制限の効用・活用、
断捨離の基本鉄則、
断捨離と収納のスタンスの違い、
次元のシフト。
ワークシートを使ってのグループディスカッションも交えながら
活気あるセミナーは、ゲーテの言葉で締めくくられた。
『ものごとを始める行為すべてにあてはまる基本的な真理がひとつある。
知らないと無数のひらめきや立派な計画をだめにする。
それは、人が真剣に取り組もうとはっきり決めた瞬間、
神の意志も動きだすということだ。
とても起きるはずのない様々なことが起きて、助けてくれる。
決意から、出来事の大きな流れが生じ
都合のよい方向にすすんでいく。
わが身に生じるとは夢にも思わなかったような
あらゆる予期せぬ事件・出会い・物質的援助が訪れる。
できそうなこと、夢見ることを、とにかく始めるがいい。
大胆さのなかに叡智と力と魔術がある。
いま、始めるのだ。』
セミナーの最後にこの言葉を聞くのは3回目だが、
今回は特に胸に迫るものがあった。
それは私自身が、人知を超えた力のようなものを、実際に体験していたから。
断捨離を始めてから、え~~~~っと思うようなことが何度もあった。
それはきっと、入口を絞り出口を大きく開けたことで、
流れを取り戻した私の住まいと人生に、
いろいろなことが向こうから流れ込んできたからだろう。
セミナーを主催しようと思い立ったこともそのひとつ。
これまでの私からは、考えられないような暴挙挑戦だった。
何かを企画して、人様を募集するなんて、これまでやったことがない。
後片付けをしている時に、受講生さんが近づいてきて、
目をうるうるにしながら、
「momoさん、セミナーを主催してくれて、ありがとう
本を読むのと、実際に先生のお話を聞くのとでは大違い。
参加できて、本当によかったです。」と仰った。
私も思わずウルッときた。
こちらこそ本当にありがとう
あっと言う間の3週間だった。
だけど、とても楽しく、充実した日々だった。
断捨離したい!…と熱い気持ちで集まってくださった受講生さん達との出会いは、
なにものにも代えがたい。
貴重で大切な出会いだった。
このご縁に感謝以外の言葉はない。
新たに歩み出した38人のダンシャリアンに、
雪崩の如く幸せが降り注ぎますように。
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